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ハドソン本、頒布前の最終お知らせ(;´Д`)
ハドソン本の最後の宣伝ですw

裏表紙はコレ。やはりあいざわひろしなんですが、全然かわいくないボンバーマンってのもひでえw
ふつーボンバーマンってかわいいだろ…


そういえば、扱っている素材の関係で収録出来なかったのですが、ロードランナーのキャラがボンバーマンに使われたのは、中本さんの手抜きで「同じキャラでいいべや!」ってことで、ボンバーマンに使われたってことらしいです。
これは野沢さんの証言でした。ひでえ真実を知ってしまったw
でも、それでロードランナーのデザインがずっとアレンジされてボンバーマンとして使われるようになったんだから、ある意味、ゲームの歴史を決定付けた大きなポイントといえないこともないなあと思ったり。

さて、本の目次はこんな感じです。

1970年代後半、マイコンブーム
- 1978年、MZ-80K
- 1982年、東京事業部
- 1982年、X1とHu-BASIC
MSXとホームコンピュータとファミリーコンピュータ
- 1983年にMSXが見てた夢
- ああ、夢のホームコンピュータ
- 80年代前半のホームコンピュータ
シャープと任天堂とハドソンと
- 副社長と連れション
ファミコン開発環境を作る
- イマドキのサードパーティ
- 開発機を作ろう!
ハドソン参入、そしてコンソール時代の幕開け
- 1983年冬、任天堂から許可を得る
- ロードランナースタート
- 家庭用ゲームマシン時代の始まり
さよなら、ハドソン
後書き

全体に大幅に手直ししてますが、特に「ファミリーベーシック前のハドソン」がどんな会社だったのかについては、大幅に追加しました。
あの有名なMZ-80Kの野球拳…って全然有名じゃないけれど、多分、日本で初めて「アダルトなネタ」で売ったゲームだと思われるゲームをプログラムしたのが誰かとか、そういうことも調べてみました。

それから、当時のホームコンピュータ熱の雰囲気が結構うまく伝わっていると思ったので、電撃王に掲載したエッセイ「ああ、夢のホームコンピュータ」を収録したのとか、ハドソンが解散する最後の日に書いたブログ、さよならハドソンを収録したのとか、結構読み応えあると思ってたり。

そんなわけで、気合を入れてカラー口絵までつけた『さよなら、ハドソン』は4/30のCOMIC1頒布です。600円で、よろしくです。
ド赤字だったらどうしよう(;´Д`)
■2012/04/30(月曜日・祭日)
□COMIC1★6(東京ビッグサイト)
□あ07ab


|| 19:22 | comments (0) | trackback (0) | ||

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誰にとっていいゲーム?
僕の大嫌いな言葉に「いいゲームを作れば売れる」とか「面白いゲームを作れば売れる」って言葉がある。

どうしてこの言葉が大嫌いなのか?
何も考えずに読むと、正しそうに見えるくせに全く間違っていて、しかも有害な言葉だと思っているからだ。
どうして有害だと思うのか?
これは本質的には、作り手に向けて使われる形の言葉だけど、重要な要素がいくつか致命的に抜けているからだ。

まず、なにより最初に抜けてる要素は売れるってのはいったいどれぐらいなのか? だ。
この言葉、どれぐらい売れれば成功なのかについては、何も定義していない。
黒字ならいい? いやあ、違うだろう。こういう書き方をされるときには「ものすごく売れる」のが前提、つまり50万・100万といった単位だ。つまりいいゲームでないから、50万売れないわけだ。
いったいそんだけ売れるゲームが年間何本あると思ってるんだ、と突っ込みたくなるが、さすがに50万は激しいので「いいゲームを作れば、最低20万は売れる」ことにしよう。

しかし、これを定義しても、まだ抜けているとんでもない重要な要素がある。
それは「誰にとっていいゲームなのか?」だ。

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|| 19:26 | comments (0) | trackback (0) | ||

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ニュージーランドの夜空
今、ニュージーランドは秋から冬になりつつあるところで…といっても、オークランドは冬の一番寒いときでも、5度ぐらいにしかならなくて、75年も雪が降らなかったなんてところだったりするのだけど…まあともかく冬に近づきつつある。

で、もちろん日が短くなって、僕が会社から出る6時過ぎにはかなり暗くなり、道を歩いている間に、星も瞬きだす。

この星空が、僕にとってはとてもインパクトがあった。
というのも、僕は今まで、北半球をずっとウロウロしていて、一番南はたぶんシンガポールあたりだけど、いずれにしても、赤道は越えていない。

ところがニュージーランドは赤道のはるか南。夏の大三角も、オリオン座も、北斗七星も全くない。
簡単に書けば、僕が何十年も夜空を見上げるとあった、見慣れた星座は何一つない。

本当に見たことのない形の星座ばかりの、見たこともない夜空で、これは夏と冬がひっくり返っているより、はるかに強く南半球を実感することなのだった。

|| 20:54 | comments (1) | trackback (0) | ||

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ハドソン本の頒布予定など
コミック1が近づいてきたので、もう一度、宣伝がてら、いろいろと書いておきます。

えーと今回頒布する本は、ハドソン本です。
このブログで書いたハドソンのファミコンへのサードパーティ参入に関する内容の、一応の決定版のつもりです。
話の始まりは1978年、話が終わるのは1985年って本です。

■『さよなら、ハドソン』
■B5版・表紙フルカラー
■ページ 40p(カラー2p)

例によって、表紙・中のイラストなどは全部あいざわひろしに描いてもらってます。裏表紙もまた来週にでも公開しますw
あとテキストはほぼ全面的に見直しているので、かなり読みやすくなっていると思います。

頒布は最初は

■2012/04/30
□COMIC1★6(東京ビッグサイト)
□あ07ab

になります。
例によって、あいざわひろしのエッチな本の横でヒソカに頒布している予定です。

頒布の予定とかのお知らせは続きで…

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|| 19:21 | comments (2) | trackback (0) | ||

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ゲームレビューについて(5)
5回で終わらせるつもりだったのだけど、終わりそうにないうえに、クソ忙しくて少しずつしか書き進められないので、まとめも兼ねて、ここまでの議論をもう一度まとめながら、先に話を進めて行きたい。
ゲームレビューについて(1)
ゲームレビューについて(2)
ゲームレビューについて(3)
ゲームレビューについて(4)

と、まず、今までの議論をリンクとして並べたところで、以下、それを簡単に煮詰めた内容。

今のゲームレビューの世界は短文レビュー+点数形式(日本によくあるスタイル)要素点+レビュー+総得点方式(海外によくある形式)も機能不全だ。だけど…
どちらの方式も、昔(1994-5年あたり以前)は機能した。
なぜなら、ゲームが単純だったから。グラフィックも音も操作も内容も、なにもかもが単純だったので、書くことも少なくてすんだ(だから)短文でも。しかも絵も音も原始的で似たレベルだったので、同じ点数でもそう不都合はなかった。

そして、これが現在機能しなくなった理由は以下の通り。



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|| 17:45 | comments (0) | trackback (0) | ||

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