ゲーム作りライフ

自分の知っている海外ゲーム企業の採用プロセス 転載

自分の知っている海外ゲーム企業の採用プロセス

もはや別会社だというのに、元部下で今でも平気でいろんなことを聞いてくる男がいるのだけど、この男がある日、海外の(僕が知っている)採用プロセスと、ゲームデザイナーのテストのことを聞いてきた。これをfacebookのnoteに書いていたのだけど、なくなったもあってここに転載しておくことにした。 ■採用前…
新しいゲーム ゲーム作りライフ

新しいゲーム

久しぶりに友達とほとんど個人製作に近いゲームを作っているのだけど、まあ遊べるようになってきました。 ジャンルはいわゆるタワーデフェンスで、友達が世界設定+メインプログラム書いてて、僕がゲームデザイン+レベルデザイン+コードをサブでやってる感じで実質二人で作ってます。 イロイロあって予定より2カ月ほど…
取材でPCエンジンminiに触ってきました PCエンジン

取材でPCエンジンminiに触ってきました

最近、PCエンジンmini絡みで何度か取材を受ける機会があったのだけど、そこでPCエンジンminiの製品版(と教えられたもの)を触る機会があったので、ちょっと感想など。そりゃ、あと1か月(記事書いたのは2/19)。来月の3/19発売なのに製品版がないなんてありえないっすよね。 本体はオリジナルが小さ…
1988年のPCエンジンCDROM ゲーム史

1988年のPCエンジンCDROM

とても楽しいハドソン系の飲み会があり、そこで預かってくれないか? と言われたのが、1988年9月に作られたNO・RI・KOのディスクだった。 ウラノリコと書かれているのは、画像データの大半が仮素材の代物だったからだ。 なお、当時のスタッフがPEというエディタで適当に描いたもの。NO・RI・KOはアル…
電撃オンラインを立ち上げたとき ゲーム作りライフ

電撃オンラインを立ち上げたとき

なんかのはずみでツイッターに流れてきた、ムチャなサーバーの話から思い出して、残しておこうと思ったオーラルヒストリー的な話。 電撃オンラインというサイトがあるのだけど、これがスタートしたときの、世にもバカバカしい話。 (さらに…)…
80年代末に作り手になった人間のRPG史観 ゲームの理屈

80年代末に作り手になった人間のRPG史観

なぜかはわからない。ともかく80年代初頭にアメリカからやってきたRPGという概念を、日本のゲームの作り手は80年代終わり~90年代初頭にプレイヤーを主人公とする基本的には一本道の物語を語るゲームと咀嚼して、いわゆるJRPGと言われるものを確立した。これは自分がプロになった80年代末から90年代初頭に…
PCエンジン版『R-TYPE』30周年記念 PCエンジン

PCエンジン版『R-TYPE』30周年記念

PCエンジン版の『R-TYPE』が30周年だとtwitterで知ったので、PCエンジン版の『R-TYPE』について自分が覚えていて、まあどこにも残っていないような話を少し残しておきたい。 あとPCエンジン版の『R-TYPE』については、今まで以下の記事で取り上げているの…
「レトロ」はどこから始まるのか? ゲーム史

「レトロ」はどこから始まるのか?

先日の話になるのだけどーー レトロゲーム、という表現があるのだけど、レトロという感覚がどこから始まるのか知りたくなって、twitterでアンケートを取ってみた。ちょっと質問のテキストが雑だったり、いろいろな問題はあるのだけど、実に4000近い答えが集まったので、案外それなりに意味がある結果になってい…
「プランナー」について困ったアレコレ ゲームの理屈

「プランナー」について困ったアレコレ

海外ゲーム業界と日本とではかなり用語が違って混乱する…という話はまあまあメジャーになってきたのだけど、最近、自分の身の回りにあった話をメモ代わりに残しておきたい。 ぶっちゃけるなら、ボヤきである。 僕が勤めている会社は中国は福州に本社があり、日本スタジオでゲームデザイナーが欲しいというような要望を出…
続・PCエンジン版『ダーウィン4078』の数奇な運命 ゲーム史

続・PCエンジン版『ダーウィン4078』の数奇な運命

facebookでの展開からいろいろわかったPCエンジン版ダーウィン4078の話の続き。 「ショーでCDROM版として参考出品されていた」って話の続報…というか、自分の記憶は「ダーウィン4078のCDROM版がハドソンから参考出品されたことがある」で、そうしゃべったのが実はこの話のはじまりだった。 …