エアコミケ用に『ハドソン伝説』って本書いてます
気が付いたら、3週間ぐらい時間が飛んでいた…
いろいろやってますが、エアコミケ2の原稿を書いています。
仮題は『ハドソン伝説・ファミコン篇』。
本当は自分の知っているファミコンのエピソードとPCエンジンのエピソードを全部入れた本を作って、それに『ハドソン伝説』ってつけようと思って、レジェンドやブログに書き散らかしてきたのをまとめてみたら、それだけで200ページもあって、どう考えてもムチャなのでファミコン篇とPCエンジン篇に分けることにしました。
ファミコン篇は野沢さんのスターソルジャーの開発の話を中心に、ドラえもん・プーヤン・ロードランナー・スターフォース・ミッキーマウス・高橋名人の冒険島・ヘクター87・桃太郎伝説・四人打ち麻雀(任天堂のゲームですが、作ったのはハドソン)などなど、これまでアチコチにコマゴマ書いてきたことや、あと野沢さんや飛田さんから聞いたことなどをともかく全部集めた本なります。
自分的には、桃太郎伝説で「どうして「ふ」という1文字のパスワードが通ってしまうのか、そしてそれが最強パスワードなのか?」の真相が聞けたので、もうめちゃくちゃ面白くて、これだけでこの本を作りたくなりました、ハイ。
あと、これで野沢さんがずっと言ってた「スターソルジャーの圧縮の説明が間違ってたんだよ」って話も全部直せるから、野沢さん、安心してくれいw
なお、奥野さんがゲロったらハットリくんの事も入れる予定。それからファザナドゥのことは、イース通史1に入ってるから入れません、そこのところはヨロシクです。
予定ページ数は80ページ以上100ページ以下です。
それからこの本は最初の30ページぐらいは8ビットマシンの時代ももう30年も昔でイロイロわからない人も多いだろうから、アナログテレビの基礎・8ビットマシンのスプライトやBGの基礎的な技術について書いてあります。
これを読めば、当時のソフト屋がどんな制約の中で仕事をしていたのかわかるはず、うん。
あと、個人的にはゲームのチュートリアルについてF2Pの最初の3分間の続きとか書きたいんだけど、時間がなさすぎる…
そんなわけで簡単なご報告でした。
■PCエンジンmini 制作裏日記 通販
■イース通史Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・PLUS通販(BEEPさんではⅡ,Ⅲ,PLUSにはペーパーが付きます)
3件のコメント
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スターフォースについて、仰られているように『目コピ「だけ」で移植した』かどうかとても気になります
ゲーム基板のCPUはSEGA 315-5069と記載されたCPUで、コードが暗号化されていたかと思います。
中本さんがテーカンに行かれて暗号化前の基板を借りてらっしゃったら通常のZ80としてバイナリから解析可能そうです。
暗号化されたままの基板だった場合、キャラクタデータやマップデータのみバイナリから抽出して動きは目でみて作る事にならざるをえなかった可能性があるかと思いました。
もしCPUの暗号化自体も解析して完全に動作を確認したということであれば、より際立つエピソードかなと思います。
このあたりもしご確認いただけるようでしたらとても興味深いです。ハドソン伝説・ファミコン篇、楽しみにしています。
まだ原稿は書き終わっていないのですが、スターフォースについてはわからなかったことについて、当時開発を見てて、かつ覚えている人の証言がありまして、もう100%わかったと思います。
期待に応えられると嬉しいです。ハイ。
当時開発を見て、かつ覚えている方の証言を得られたのですか、素晴らしいです。
本を楽しみに待っています!