magic keyboardが来た!

この手の変なガジェットに目がないワタクシ、購入してしまいました。
最初はfacebookだけにレポート出すつもりだったんですが、いろんな人が読みたいというので、珍しくブログに記事としてアップすることにしました。
iPad pro 11(2020)+JIS配列magic keyboardということになります。
ところで、ワタクシ、主力にSurface Proがいることもあり、どーしてもSurface Pro+タイプカバーとの比較になります。

最初に。

メチャクチャいいです。迷ってる人は買った方がいい。
ただし重いし、ちょっと癖があるのでワークフローは考える必要がある、が結論です。

ぶっちゃけ重いです。

iPad Pro 11用で600グラムってマジかよって感じで、2つ合わせて1キログラムって、あと200グラムほどでSurface Proデスヨ。

しっかりカバーはされてる感じがあるので持ち運びは楽。ただし、構造上、角とか全然フォローされないのでそのあたりは怖い。

上下から挟む感じ

非常に入力は楽です。
キータッチはこの手の薄型キーボードは、ワタクシ、Surfaceのタイプカバーはほぼ最高峰だと思っていたのですが、magic keyboardはタメ張ります。
角度が付かないのは若干の弱点ですが、入力感は素晴らしいです。ワタクシ、小さいキーボードを好んでしまう人間なので、11インチでも全然平気です。
あと分厚いぶん、しっかりしていて膝の上での安定感はsurfaceを上回っていて、どちらかというと普通のノートの方に近いです。

名作の変態キーボード
MSのユニバーサルフォールディングキーボードと比較


トラックパッドはゼスチャーがバリバリに使えるのですが、僕はタップをクリックにしちゃう人なので設定でいじりましたが、一部のゼスチャーがタップと相性が悪くて、ちょいとイラっとします。

さすがにフルスペックwindowsのSurface Proと比較すると生産性は勝負にならないのですが、ライブ変換の頭の良さもあってevernoteでテキストとか書く分には十二分に実用に来ました。
dynalistとかevernoteとかマジはかどります。
現時点ではofficeとの相性に露骨に問題がありますが、そこが解消されたら使いやすさはさらに上がりますね。

でもね…マルチウィンドウじゃないですよ…スワイプでポンポン切り換えられて、結構なんとかなるけど…マルチウィンドウじゃないんですよ…まあ、別にマルチウィンドウである必要はないとは思うけれど、Surface Proと比べると生産性はどうしても落ちます。
というわけで、必殺技でteam viewerとかremote desktopでPCに接続すると…なんと生産性はPC並みになるんですが…ただね…そうすると今度はファンクションキーがないんじゃああああ!
ファンクションキーがないと、remote desktopで不便なんじゃあ!

カンチレバーで浮くっていうのと、角度がつくってのが売りになってますが、Surfaceのキックスタンドの無段階ぶりと角度つけられっぷりに慣れていると固定と言ってもいいぐらい。
ちょっとディスプレイの角度が調整出来るノートぐらいのつもりでいた方がいいです。

わりとマグネットでしっかりと張り付くのですが、ポンと外せるので、キーボードに普段はひっつけておいて、必要に応じて外すって感じです。
簡単に外せること・重い事などもあり、結構ポンと外して使うので(すでに付け外しが当たり前になっている)、smart folio型のマグネットで止めるタイプのカバーがあった方が便利度上がります。

はっきりとした弱点が3つあります。良し悪しなんですが。

  1. apple pencilとの相性が微妙。
    コイツはSurfaceみたいにapple pencilで書く時、ペタっと寝かせて書けない。実はSurfaceでは良くそういうオペレーションをしているので、ちとツラい。まあマグネットなんでポンと外して描けばいいだけなんですが…これが2と絡む。
  2. 外すとキーボードが機能しなくなる。
    Bluetoothじゃないので、外すと動かなーい!
    Surfaceでは寝せてもタイプカバーは動くので、ペン中心だと寝せて、キーボードがサブみたいなやり方が簡単に出来るんですが、コイツはそーはいかないのですよ。
  3. 縦持ちを全くサポートしていない。
    縦持ちに置くことすら困難。よく言えば割り切りだが…縦に使いたいときはあるんだよなあ…

ほとんどはオペレーションで乗り越えられるんですが、あとちょっとだけそこらへんまであったらなあとは思いました。

んなわけで、わての結論。もうちょっと細かいヤツ。

  • トラックパッド+ゼスチャ最高。ほとんどスクリーンに手を伸ばさず操作できる。
  • 充電しかできないUSB-Cだけど、本体から抜かなくていいってのは案外実用的。
  • キーボードの質は素晴らしい。マジで文字を打つ気になれる。
  • カンチレバー+傾きには期待しすぎるな。
  • 英語でも日本語でもいいが、かな=英数キーがあるって一点で日本語を個人的にはオススメする。
  • 高いがipad pro持ってて使える人には最高。あるとキーボードからの入力がめっちゃはかどる。

高すぎると思う人は、ちょっと待てばロジクールあたりからもうちょっと安い似たバージョンが出ると思うので、そっちを狙うのもありだと思う。

Amazon | Apple Magic Keyboard (11インチiPad Pro - 第1世代と第2世代) - 英語(US) | Apple(アップル) | パソコン・周辺機器 通販
Apple Magic Keyboard

なお、このテキストの入力はテストも兼ねて全てiPad pro上で、evernoteで行いました。ストレスはほぼゼロですね。

LinkedIn にシェア
Pocket