【PR】Shokz OpenFitが神様みたいなTWSだったので、思い切りオススメしたい!

僕は仕事をしているとき、ずっと音楽を聞いていたい人である。
1日12時間とか仕事をしちゃう人なのだけど、そのほとんどの時間、音楽を聞くか、ラジオを聞くか、ポッドキャストを聞くかで過ごしている。
音楽でもラジオでもないときは、会議に出ているか、ゲームをしているか、ビデオを見ているかだ。
もうこれは習慣なので、変えられない。
となると、耳の中に何かを突っ込むタイプのイアホン は厳しい。どうしても耳に負荷がかかってしまう。
だから自分が普段使いするヘッドホン ・イアホン ・TWSには以下の条件が必須だった。

  • 耳に直接は入らない。
  • 長時間再生可能
  • 出来れば音がいい
  • 会議で使うのでマイクの性能がいいこと

最後の1個はコロナ禍以降、ゲーム業界は強烈にリモートワークに移行して、僕も引きこもりになってしまい、ビデオカンファレンスがものすごく増えたからだ。

冗談ではなく、今、従事しているプロジェクトでは飲み会以外でスタッフと一度も物理的に会ったことがない。そして登記の都合上、会社の住所はあるけれどオフィスは事実上存在しない。

だから、会社に行っていたころは最初の3要素、コロナ禍になってからは4要素の揃ったヘッドホン /TWSをいつでも探していて、ソニーのSBH-82D、Ambieのイアーカフなど、イロイロ使っていたのだけど、コロナ禍以降、抜群に気に入っていたのがAfterShokz(現Shokz)のAeropexだった。
骨伝導なので耳の負荷はほぼゼロ。まあまあ許せるいい音がして、バッテリが長持ちして防水で、おまけに会議のためのマイクもバッチリ。あまりにいいので奥さんの分も買ったぐらいだ(奥さんの分はShokzに名前が変わってからのOpenRun)。
ただ、こいつにも弱点があった。
頭の後ろをワイアが通る。そして僕は考え事をするとき、背もたれにグーッともたれかかる癖があり、ワイアが邪魔になる。
これが故にどうしても主力になりきれず、2022年春に発売されたソニーのLinkBudsってドライバの真ん中に穴が開いていて、外の音が聞こえるって仕掛けのTWSが、ながら聞き用主力になっていたのだけど、ある日、facebookにマズい広告が流れてきた。
それがOpenFit。
Shokz(旧AfterShokz)の新作で「骨伝導じゃなくて、おまけにTWSだとおおおおお!?」と、騒いでいたら、なんとShokz様から試供品を借りられることになり、こうしてレビューしているわけだ。
なお、使用時間はかれこれ1週間とちょっと。毎日10時間以上は使っていたと思うので100時間の方に近いぐらいまで使ってからのレビューだ。

最初に結論を書いておくと、今の僕の環境、家の中で仕事をするうえにおいて、OpenFitはまさに無敵のメインTWSとして君臨している。
朝の10:30に仕事を始め(10:30にビデオミーティングがある)、そのあと、PCに向かっている間、ほぼOpenFitはつけっぱなしだ。
つまり、仕事の間、ずっとつけっぱなしでいられるぐらい軽くて、装着感が良くて、耳への負担が低くて、おまけにマイクの性能が良くて、そのうえ、すごくいい音がする。
もう問答無用で買えと言いたい、とんでもないTWSだ。
LinkBuds、君はいいTWSだったが、OpenFitが良すぎるのだよ…というわけで、LinkBudsは全く使わなくなってしまった。R.I.Pである。

というわけで、もう結論を書いてしまったけど、仕切り直して、いろいろ気に入っているところについて書いていきたい。

まずなにより書きたいのが、Shokzのいうオープンイヤー、つまり耳をふさがないLinkBuds、SBH-82D、Ambie、Aeropexなどなどの自分が使ってきたイアホン/TWSの中では、ともかく、ぶっちぎりに音がいい。
本当に冗談ではなく、低音から高音まで素晴らしい音だ。
今でこの手の耳をふさがないヘッドホン・イアホン・TWSではクラシックは音質が厳しかったので避けていたが、ピアノだろうがバイオリンだろうが、十分に聞ける、表現するなら耳元にかなりいいスピーカーが置かれているような感覚で音楽が聞こえてくる。
全くびっくりしてしまう。
しかも全く耳をふさがないので、周囲の音と入り混じって自然に聞こえてくる。だから普通に人に話しかけられて会話できるし、全く邪魔にならない。

となると「音漏れするんじゃないの?」と思うだろうけど、これが信じられないぐらい漏れない
嘘だろと言いたくなるだろうが、全くの事実だ。
プレイ状態にして机の上に置いて全く音が聞こえないのだ。耳に近づけると音が聞こえるのに、机の上に置くと聞こえなくなる。その状態で、耳を近づけて距離2センチぐらいになると「なんか鳴ってるなあ?」となるぐらい。

こんな感じで再生状態で机の上に置いて耳を近づけても音が聞こえない。
まるで魔法だ。

さらに耳にかけて音楽聞きっぱなしで、奥さんに「音楽聞こえる?」って耳を近づけても「聞こえない」と言われるのだから、条件次第では聞こえるのだろうけれど、通常の使用では音漏れは「ない」と言っていい範囲だろう。
あまりに不思議なのでサイトを見に行ったら、Direct Pitch™とかいって、音の反射を測定しながら、外に向かって逆相で音を出すことで外に音が漏れ出さないように音のキャンセルをやっているって、なかなかにビックリする技術だった。
というわけで、音漏れを気にする必要はないと断言しておきたい。 

あと、ずっとかけているからわかるのだけど、素材が非常に柔らかく、耳にかかる形で、おまけに軽量なので、ホントに耳に負荷がかからない。これまた今まで使ってきた様々な「オープンイヤー」のヘッドホン・TWSの中で最高だ。

こんな感じで柔らかく耳にかかる

そして、ずっと使えるとなると気になるのが、バッテリの持続時間だけど、これまた大変ありがたいことに非常に長い。
カタログスペックでは連続再生で7時間。さすがにこれだけの時間かけっぱなしにしたことはないけれど、少なくともバッテリを気にして再生をしたことはさっぱりない(ちょうどいま3時間ほどぶっ通しで聞いていたところだけど、まだ60-70%は残っているという表記なので7時間 は掛け値なしでもちそうだ)。
たいていのTWSはバッテリの保ちはイコライザーだのなんだのを全部オフにして、しかもノイズキャンセルオフでの測定だったりするので、実用的にはOpenFitが圧倒的に長いことになる。

そしてマイクは非常に性能がよく、見事にノイズを消してくれる。
実は朝にテレビでニュースをつけて、それを見ながら会議に参加する、ビデオ会議ならではの悪癖が僕はあるのだけど、今まではニュースの音が会議に混じることがあったのだけど、OpenFitを使うようになってから、1週間ほどが経ったが、一度も文句を言われたことがない。

あと、OpenFitはBluetoothのレシーバーとして強いらしくて、今までブチブチ切れるので、仕方なくTWSを外していたトイレから仕事部屋まで余裕で繋がってくれる。このあたりはそうじゃないかなという程度の話だけど、事実としてありがたかった。

と、もうとんでもなくスゴいOpenFitだけど、今でもお世話になるマスクとは少々相性が悪い。
耳の後ろにフックがかかる形なので、イアーフックの上にかけるようにすれば問題なくマスクはつけられるのだけど、さすがに耳にぶっ刺すタイプのTWSと比べると扱いにくいのは事実だ。
とはいっても、外を歩くぐらいならマスクもいらないご時世になってきたので、あまり大きな問題にはならないだろう(ましてやリモート仕事の自分にはほぼ無問題だ)。

それから、充電ケースについては少し文句がある。
プラスチックの加工が梨地になっているのだけど指の脂が目立ちやすいのが気になるのだ。とはいっても、これは製品ではないので、もしかしたら製品では改善されるところかもしれない。というか、改善されていて欲しい。
あと、充電ケーブルがUSB-Cなのは今風として、無線充電に対応していないらしいのは少々残念だ(少なくとも試供品では充電できなかった)。
またOpenFitの形の都合もあって充電ケースは自分の持っている中では一番大きい。ただ、とはいっても縦に長くないし、ジーンズのポケットには入るぐらいのサイズなので、でかすぎるってことはない。

手元にあったわかりやすい充電ケースで写真を撮ってみた

左からGalaxy Buds 2、OpoenFit、LinkBuds(初代)、AirPods Pro。大きくて厚めのケースなのが分かると思うが、サイズより、充電ケースが汚れて見えるのが気になる。

と、充電ケースには些細な文句があるが、OpenFitは、軽い本体と柔らかいイアーフックと耳に入らない構造のおかげで1日中かけていられるぐらい耳に負担がなくて、その癖、音が良くて、音漏れしなくて、バッテリが長持ちで、マイクの性能も文句なしって、とんでもないTWSだ。
僕としては、絶対のお勧め品、ぜひぜひ購入して使ってほしいと思うのである。

Shokz OpenFit 公式サイト

余談だけど試供品を提供するからレビューを書かないかと聞かれた時、うわーレビューなんて初めてだよ!…と思ったのだけど、よく考えてみればプロのレビュワーとして11年、ゲームメーカーから試供品をもらってゲームのレビューしてたし、コラムでも普通に試供品でレビューを書いていたのだから、全く驚くことじゃないはずなのだけど、編集部などではなく、こういう体験は初めてだったので、とても楽しかった。

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