ゲーム史

『ハドソン伝説4』補足、CD-ROM開発システムの野沢ボックスの画像が見つかった PCエンジン

『ハドソン伝説4』補足、CD-ROM開発システムの野沢ボックスの画像が見つかった

『ハドソン伝説4』を書く上で、どうしても見つけたかった写真があった。それが野沢さんの設計によるCDDA変換BOXだった。 CD-ROM開発システム全体 上の図の赤い箱がソレ。自分の記憶では金属の箱でCDへの出力とアナログからCDDAのデジタルにコンバートするための入力がついていて、あとSCSIが98…
『イース通史Ⅳ Preview』を入稿しました 同人のコト

『イース通史Ⅳ Preview』を入稿しました

というわけで、新刊の2冊目『イース通史Ⅳ Preview』を入稿しました。 B5・表紙フルカラー・20ページ。 以下は目次とサンプルページ。 最初は『ハドソン伝説4』に無料でつく8ページぐらいのペラい本のはずだったのが、書いている間にあっという間に伸びてしまい20ページに。 どうしてこうなったと自分…
ハドソン伝説4 CD-ROMの夜明け出来ました 同人のコト

ハドソン伝説4 CD-ROMの夜明け出来ました

お久しぶりのブログです。 コミケ100の新刊『ハドソン伝説4 CD-ROMの夜明け』がようやく完成しました。96ページの本です。 裏表紙に取り上げたゲームのリストが載っていますが以下リスト。 (88.07.08) 戦国麻雀(88.08.30) 魔神英雄伝ワタル(88.09.14) エイリアンクラッシ…
『ビックリマン大事界』のCDROMに34年前のソースが残っていた 同人のコト

『ビックリマン大事界』のCDROMに34年前のソースが残っていた

夏コミにうかったら新刊を『ハドソン伝説4』+『イース通史4プレビュー版』にしようと決めた。 なお『イース通史4プレビュー』はペラい会場限定本のつもりです。 理由は簡単に書けば『ハドソン伝説4』でCDROMが登場するので、自分的にはもちろん書きたいこと。そして『イース通史4』はどうしても何人かインタビ…
パワーリーグと荒井君のエピソードの付け足し ゲーム史

パワーリーグと荒井君のエピソードの付け足し

ハドソン伝説3を書いたあと、例によっていくつか「そういえばアタック」を食らっているのだけど、それ以外に「しまった」と思ったことについてここにちょっと書いておきたい。 『パワーリーグ』の項目で、荒井君が野球が好きなのもあって「12球団入ったゲームにしたい」となぜ思ったのか? まず第一に当時はJリーグな…
イースⅠ・Ⅱ、オープニングの開発過程 PCエンジン

イースⅠ・Ⅱ、オープニングの開発過程

手持ちで残っている開発途中のイースⅠ・Ⅱは以下のディスクが残っている。 89年6月半ばのバージョン89年7月半ば~末ごろのバージョン89年9月末~10月初頭(じゃないかと思う)バージョン89年10月末バージョン89年11月マスター版(中身はもちろんマスターだけどスタンパとして残っている) 正確には1…
『キャッスルクエスト』を巡る一挿話 ゲーム史

『キャッスルクエスト』を巡る一挿話

まず最初に『ハドソン伝説1』に収録した『キャッスルクエスト』についての記述を載せておきたい。 キャッスルクエスト(90/5/18) トムキャットシステム制作。これまた奇跡の男、長山君が覚えていてくれて、どこの会社が作ったかわかった。■長山君キャッスルクエストは、岩崎さんと私で夢中になって遊んだ「メイ…
『ネクロマンサー』と『凄ノ王伝説』の不思議な関係 PCエンジン

『ネクロマンサー』と『凄ノ王伝説』の不思議な関係

ハドソン伝説2でファミリーBASICについてちょっと追加で確認したいことがあって、メールインタビューしたとき、竹部さんから教えていただいた『ネクロマンサー』の開発から始まる逸話について書いておきたい。 この話があった場所は東京のはずで1987年も後半になってからの話だろうから、飛田さん・野沢さん・奥…