OCRは「マリオプラザーズ」の夢を見る
『ちょっとは正しいゲームの歴史』…というか、ともかく「ゲームの歴史」を批判するシリーズで困らされたのがOCRだった。
Kindle本からテキストで全部コピー出来ればいいのだけど、Kindleは出版社それぞれがコピーできる量を規制していて(当たり前だ)、それを超える量はコピーのしようがない。
そしていうまでもなく、ゲームの歴史批判シリーズは、死ぬほど引用するので、当然のことながら出版社の制限を超えることになる。
なお、この膨大な引用を「これはいいのか?」と言っていた人がいたらしいが、全く問題ない。
引用は認められた権利で、引用した内容ではなく、それを引用する意味があった本文があれば、なんの問題もない。
そうじゃないと「引用して批判する」ことが出来ないことになってしまうでしょ?
といって、画像引用にすると縦書きになってしまい、ウェブでは読みづらい事、この上ないので以下の方法でテキスト化した。
- 該当箇所をスクショ。
- それをonenoteに貼りつける
- onenoteの「画像からテキストをコピー」を使ってテキストをコピー
- それを貼り付ける。
と、こんな作業をしていた。
では、これで何に悩まされたのかを分かってもらうために、いかにテキストを用意した。
上の画像をOCRしたままのテキストが以下。
先ほど述べたように、ファミコンは「アーケードのヒッ-‘い作「『ドンキーコング』が家でも遊べる」ようなテレピゲーム機として設計されました。同作はファミコン本体と同時発売されましたが、同じく同発たった『ドンキーコング夫.』や『ポパイ』も、アーケード作品の移填
ファミコン発売の2カ月後に発売された『マリオプラザーズ』も、やつはリアーケードからの移填1984年ⅱ月にファミコン版が発売されたナムコの『ゼピウス』も、前述のようにアーケードの大ヒッ作です
非常に微妙に誤植があるテキストになってしまう。
で、これを直していくわけなのだけど、ともかく困らされたのが「ぜんぜん」が「せんせん」になっていたり、「でした」が「てした」になってたり、それとも「だから」が「たから」になってたり、それとも上にある「マリオプラザーズ」だったり、「り」が「リ」になってたりという、微妙な誤植だった。
以下に直す必要があるところを、赤くしたテキスト。
先ほど述べたように、ファミコンは「アーケードのヒッ-‘い作「『ドンキーコング』が家でも遊べる」ようなテレピゲーム機として設計されました。同作はファミコン本体と同時発売されましたが、同じく同発たった『ドンキーコング夫.』や『ポパイ』も、アーケード作品の移填。
ファミコン発売の2カ月後に発売された『マリオプラザーズ』も、やつはリアーケードからの移填。1984年ⅱ月にファミコン版が発売されたナムコの『ゼピウス』も、前述のようにアーケードの大ヒット作です。
ともかく普通に読んでいると、スルっと頭の中で勝手に補正して読んでしまい、誤植が発見できないのだけど、実は結構、ズタボロなのだ。
で、直したのが以下。
先ほど述べたように、ファミコンは「アーケードのヒット作「『ドンキーコング』が家でも遊べる」ようなテレビゲーム機として設計されました。同作はファミコン本体と同時発売されましたが、同じく同発だった『ドンキーコングJr.』や『ポパイ』も、アーケード作品の移植。
ファミコン発売の2カ月後に発売された『マリオブラザーズ』も、やっぱりアーケードからの移植。1984年11月にファミコン版が発売されたナムコの『ゼビウス』も、前述のようにアーケードの大ヒット作です。
と、こんな風に直していたのだけど、正直な話として、一生懸命直したはずの初版だったのだけど、もうボロボロに残っていて、あると思っていなかった再販で、ともかくまた誤植は直した。
読んで、読めてしまう誤植なので、初版の人も全然問題はないと思うけれど、直しましたよ、というお話でした。
3件のコメント
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不本意且つ不愉快且つ苦行の極みだった「ゲームの歴史」批判の集大成本が完売連発という皮肉
いっそ講談社に持ち込んで出版してもらえば良かったよーな(^^ゞ
あとハドソン伝説5とイース通史Ⅳが年内読めるのか心配です
電撃PSDの記事も第1回から止まってるし・・・一体なんでこーなった(ーー;)
ハドソン伝説5は夏予定です
よかったー思ってたより早い!楽しみにしてます
あとLEGENDに収録されていた大魔界村&上海ネタは再録してほしいです
買い損ねたので・・・