Kindleとの死闘(負けたが負けてない!)

1年ほど前の話になる。日本の電子書籍のエロ修正に関する事情の記事を書いた。

記事を読んでもらえばわかるのだけど、自分が使った中では、ともかくアマゾン(Kindle Direct Publishing)のアダルトな判断基準が極めて恣意的でワケがわからず、アカウントをBANされかかってアップロードを諦めたという悲惨な敗北を迎えることになった顛末だ。

あまりに腹が立ったので「いつかアップロードしちゃる」と思ったのだけど(僕はこういう下らないことには執念深いのである)、アカウントBANされかかったということはイロイロ怖いチェックマークがついている状態だろうと想像がつくので、まあしばらくはおとなしくしておこうと思った。

なんせ自分は運営とも付き合いが長い。この手の警告が管理ツールにどんな風に表示されるのが想像がついてしまうのだ。

そうこうしているウチに1年が経って、まあほとぼりも冷めただろうと思ったのだけど、もちろん攻撃的な内容のイラスト(具体的にはあいざわひろしが描いたエロい挿絵である)が含まれているものを、そのままアップロードすれば、またBANリスクが出るだけで、作者さんにも迷惑をかけてしまう。
そこで作戦を考えた。

まず絶対に安全と思われる挿絵だけに絞ってアップロードする。掲載されたのを確認する。しばらくしたら攻撃度が少し高いと思われる挿絵を追加して版をアップデートする。
これを繰り返して「アマゾンがコレだめ!」というラインを正確に把握しようというのが、今回の計画である。
そしてほぼ攻撃的なイラストがない状態で掲載されたのが下。

隷のソナチネ 合本版 (HIGH RISK REVOLUTION) | 不知書人, あいざわひろし | 小説・サブカルチャー | Kindleストア | Amazon
隷のソナチネ 合本版

ふふふふ…しばらくしたら、もう少し攻撃的なイラストを追加した版に更新しちゃる、そう思っている僕なのであった。
みてろよ、アマゾンw

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