サンクリの新刊

サンクリ用の新刊作った

新刊のタイトルは『書籍「ゲームの歴史」を批判する。概論』。

パイロット版とか準備号とかいろいろ考えたんだけど、まあ概論でいいかなと思って、このタイトルになった。
批評ではなく批判なのは、そのほとんどが事実として明らかに誤っているところ及び、自分が「?」と思ってソースが見つからなかったと指摘しているところだからだ。
要は批判しかないのに批評って言い方はないって話だ。

20ページほどの本で、ここしばらくずっとやっていた、岩崎夏海・稲田豊史両氏の書いた「ゲームの歴史」1についての批判をまとめて縮めて、さらに2,3の簡単な批判をつけて、全体の概論として「どれぐらいこの本が事実と比べておかしなことが書かれているのか」を説明した内容だ。
先に書いておくと、概論で、2・3についても触れたと書いたけれど、あまりに誤謬が多く、かつ問題のある内容なために、ページ数が全然足りなくて、後半はほとんど正誤表のようになってしまい、全くしまったなと思っているのだけど、そこは初めの一歩という事で許していただきたい。

概論を書いたことで、なんとなくコミ1で出すつもりの本論、つまり1-2-3を全部まとめたものは、およそ120ページぐらいではないかと想像がついた。

正直な話、全然生産性のない、書いていてまるで楽しくない本で、うんざりしているのだけど、批判を始めたからには、最後までやろうと思っているので、書ききるつもりだ。

A06abにいます。

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5件のコメント

  • ハドソン伝説5でもなくイース通史4でもなくコレが先に出ちゃいますか・・・
    今年最初(!)に始まった電撃プレイステーションD物語もいつになったら2回目が読めるのでしょーか
    つかこのシリーズ、満ち溢れるウンザリ感と憤怒が読んでてコッチも厭世感にとらわれるレベルなんですけど(..;)

    • 書いている人間が一番ウンザリしているのですが、とことんやると決めているので、まあコミ1ぐらいまでは続くと思います。
      ただ、書いてて本当にあまりのデタラメにウンザリするので、ちょうど1巻の終わりまで来たこともあり、適当に間は空けるようにしようと思ってます。

  • ここに書くべきか迷ったのですが、問題ありましたら削除していただければと思います。
    岩崎さんのブログでは、PCエンジンのYsのあたりを大変楽しませていただいたことがあり、このたび話題の「ゲームの歴史について(7)」を読ませていただきました。
    わたしもぴゅう太>PC88FRでのYsの洗礼を受けて育った口で、正直この内容についてよくぞ書かれたと感心しております(読みながらちょっと吐き気がしてきたぐらいですので)。

    (ちょっと電子書籍についての具体的なタイトルは削除させていただきましたw)

    お忙しいところ恐縮ですが、お教え頂ければ幸いです。

    • 電子書籍を出すか出さないかと質問されると、正直な話を書くと「出さざるを得ない」とは思っています。
      なぜなら、僕の本、分厚くて、印刷にやたらコストがかかるのでいつか再販できなくなるだろうと思っているからです。
      ただ、それがいつか? についてはちょっと確約できないです。
      あと、今の電子書籍のフォーマットは極めてレイアウト能力が低いもので、仮に出すとしても画像型PDFになる可能性が非常に高いです。
      となると、場所は食いますが、物理本の方が読みやすい…というのは事実かなと思います、ハイ。
      ところで、イース通史1って在庫切れてましたっけ…?😅

  • 岩崎様。お返事ありがとうございます。「イース通史1」はBEEPでは在庫切れしていました。
    ブログを読み続けていたら「とらのあな」でも取り扱われていることが書かれていたので、そちらでイース全部+ウルティマ本を購入させていただきました。
    わたしも物理本の方が好きなんですが、場所と参照が簡単で引用コピペしやすいので電書を使うことが多いかもです。
    「とらのあな」からの送付を楽しみに待っています。「ゲームの歴史について」は負担ないようにお祈りしつつ楽しみにしております。それでは

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