イース通史(番外):衝撃のリリアを助けないプレイ

ある日、アキバBEEPさんがこんなツイートをした。

元ツイート


読んだ瞬間、本当に「マジか!」と思うと同時に「これ、イースⅠ・Ⅱで処理してないだろ?」と思った。

なんせ自分の頭の中では1ミリも必須にした記憶がない。
ゲゲゲと思って、30年前の自分だったらどうするか? と考えた。
一番簡単なのはファクトにチェックさせてノルティア氷壁に出さないだけど、それだとダサい。

元ツイート

と思ったら、エターナルはそうしてあると書かれて「一番簡単で、原作に対する修正が小さいけどダサい」と思った(なお、今、まさにエターナルをプレイしているのでしばらくするとそこを見ることになりそうだけど…)。

それで必須にする方法を考えた。
やるなら、邪悪の鈴が鳴らないってのがいいなと思った。
んで、フレア・ラルの弟を使う。

  1. リリアを助けてから来た場合には、全く黙ってそのまま原作通り。
  2. リリアを助けていない時には、ジラが「その鈴、何か詰まってるけどいいのかい?」とか言わせ、弟が器用だって話をさせる。 そして邪悪の鈴が鳴らない。
  3. 弟のところにいくと、兄貴が気になって…と言わせる(兄貴を助けてない場合)。
  4. 兄貴を助けると、今度はバノアさんのところの娘さんはどうしたと言わせる(落ち着いてやらないとできない作業で壊すかもしれないとかいわせればユーザーだって考える)。
  5. 邪悪の鈴が直る。
    その場でイベントで鳴る。「村の地面の下で何か不気味な気配がした」とか出して、地下室で鳴らせばいいだろうと想像させる。

どうしてこの修正にしようと思ったか?

ファクトで止めると、リターンの魔法をチェックして持っていないと止めるってことになり、それはリリアを助けろとファクトが遠回しに言うことになり、自然ではない。
それよりは弟を使ってブロックするほうがキレイだと思ったのだ。

ただ、この修正はフラグチェックを複雑化するし、かなり原作に手を入れることになる。30年前の原作に対する修正は小さく見えるようにするのを評価基準の1つにしていた自分ではできなかっただろうと思った。

そして、さらにマズいことに気がついた。
ノルティア氷壁を超えるとリリアはランスの村から消えるのだけど、このとき、リリアの薬を使うと原理的にはリリアが突然現れることになるはずだ!

ウッヒャー! 30年も経って、こんなロジックの穴を!
というわけで「リリアに薬を渡さないぞプレイ」を大急ぎでootake+仮想CDでスタートすることにして、いよいよファクトのところにやってくると…

エ?

なんと30年前の僕はリリアのイベントが必須でないのに気がついており、ファクトでブロックして必須にしていたのであった。
うーむ…一番ダサい修正なんだけど、まあ修正していただけよかったとしておきたい、うん。

ところでこの修正をスッカラカンと忘れていたわけだけど、どうして忘れていたのか?

この手の修正は『イースⅠ・Ⅱ』ではそこら中に入っていて、当時の自分にとっては直すのが当たり前のもので、気にもしていなかったのだろう。
そりゃサラと銀のハーモニカに比べたら小さな修正だし、普通のプレイヤーはまず見ないだろう念のための処理だ(普通はリリア助けるだろ!)。

当時の僕にとってはまさにどってことないコトで、それより、中本さんが「岩崎ぃ、ボス倒せないべや!」と言ってきて、ゲームの中で誰もイースⅡのボスは魔法で倒せと説明してなくて、中本さんでも引っかかるってことは、もちろんどんちゃんは100%アウトなので、どっかの神官に「ボスは魔法以外では倒せない」と言わせないといけないが、どこで言わせようと考える方が自分にとってはよほど大事だったのは間違いない。

だけど…にしても、忘れてしまうかね、と、自分の記憶力を少々情けなく思ったのだった。

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