2014-02-13 Thu [ レビュー::ゲーム ]
FF10の話を書くシリーズの第6回。
シリーズは以下。
■ FF10の話(1) - それは1991年から始まった
■ FF10の話(2) - ヘラクレスの栄光Ⅲの衝撃
■ FF10の話(3) - ファイナルファンタジーⅦ・その1
■ FF10の話(4) - ファイナルファンタジーⅦ・その2
■ FF10の話(5) - ファイナルファンタジーⅦ・その3(終)
本編に入る前に簡単な注意。
このシリーズは『FFⅦ・Ⅷ・Ⅹ』について、もう超ネタバレのレベルで話が進んでいる。だからプレイしたことがなくて、そしてプレイする予定がある人は、ここから先はあまり読まないことをオススメしておきたい。
と、簡単な注意をしたところで…
さて『FFⅦ』の大成功の後を継いで作られた『FFⅧ』は『FFⅦ』に対してどのような修正が加えられたのか?
もちろん、技術的な進歩はいろいろある。
例えばムービーのレンダリングのクオリティが大幅に上がっているとか、ムービーとゲームの境目が『FFⅦ』よりさらになくなり、ムービーをプレイしながら、ゲームをプレイするところがあちこちで出てくるとか、戦闘のエフェクトの扱いが『FFⅦ』と比較にならないほどよく出来ているとか、加えてアナログ入力が登場したので、操作系が使いやすくなったとか、そういうPS1というプラットフォームに習熟したことや、時間が経過したことで出てきた点は当然ある。
でもそれだけでなく『FFⅧ』は、『FFⅦ』に残されていたファミコン・SFC時代の表現が大きく変わったゲームだった。
それを説明するために『『FFⅦ』』にあった過渡期のゲームとしての問題について書いていきたい。
続きを読む▽
シリーズは以下。
■ FF10の話(1) - それは1991年から始まった
■ FF10の話(2) - ヘラクレスの栄光Ⅲの衝撃
■ FF10の話(3) - ファイナルファンタジーⅦ・その1
■ FF10の話(4) - ファイナルファンタジーⅦ・その2
■ FF10の話(5) - ファイナルファンタジーⅦ・その3(終)
本編に入る前に簡単な注意。
このシリーズは『FFⅦ・Ⅷ・Ⅹ』について、もう超ネタバレのレベルで話が進んでいる。だからプレイしたことがなくて、そしてプレイする予定がある人は、ここから先はあまり読まないことをオススメしておきたい。
と、簡単な注意をしたところで…
さて『FFⅦ』の大成功の後を継いで作られた『FFⅧ』は『FFⅦ』に対してどのような修正が加えられたのか?
もちろん、技術的な進歩はいろいろある。
例えばムービーのレンダリングのクオリティが大幅に上がっているとか、ムービーとゲームの境目が『FFⅦ』よりさらになくなり、ムービーをプレイしながら、ゲームをプレイするところがあちこちで出てくるとか、戦闘のエフェクトの扱いが『FFⅦ』と比較にならないほどよく出来ているとか、加えてアナログ入力が登場したので、操作系が使いやすくなったとか、そういうPS1というプラットフォームに習熟したことや、時間が経過したことで出てきた点は当然ある。
でもそれだけでなく『FFⅧ』は、『FFⅦ』に残されていたファミコン・SFC時代の表現が大きく変わったゲームだった。
それを説明するために『『FFⅦ』』にあった過渡期のゲームとしての問題について書いていきたい。
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2014-02-07 Fri [ 日記 ]
イベント近くなったので、もう一度上に持っておきまする。
えーと、またイベントお呼ばれしまして出ることになりました。
『僕たちのゲーム史』
2月10日、ネイキッドロフトです。
今回はゲーム史なんで、もうちょっといろんな話をする予定っす。
資料は…何持っていけばいいのか、いまだわからんのですが(;´Д`)、できるだけ持ってく予定です。
えーと、またイベントお呼ばれしまして出ることになりました。
『僕たちのゲーム史』
2月10日、ネイキッドロフトです。
今回はゲーム史なんで、もうちょっといろんな話をする予定っす。
資料は…何持っていけばいいのか、いまだわからんのですが(;´Д`)、できるだけ持ってく予定です。
2014-02-01 Sat [ レビュー::ゲーム ]
FF10の話を書くシリーズの第5回。
シリーズは以下。
■ FF10の話(1) - それは1991年から始まった
■ FF10の話(2) - ヘラクレスの栄光Ⅲの衝撃
■ FF10の話(3) - ファイナルファンタジーⅦ・その1
■ FF10の話(4) - ファイナルファンタジーⅦ・その2
本編に入る前に、一つ書いておきたい。
まず今回から後は、『FFⅦ・Ⅷ・Ⅹ』について、もう超ネタバレのレベルで話が進んでいく。
なので、一度もプレイしたことがなくて、そしてプレイする予定がある人は、ここから先はあまり読まないことをオススメしておきたい。
次に、基本的な考え方を少し書いておきたい。
この文は作品ファーストってことだ。つまり『アルティマニアに、こんな設定が書いてあります』とかは基本的には無視している(全く、ではない)。
なぜならゲームだろうが映画だろうが、最初に作品ありきで、作品から読み取れる以上のことを副読本で読んでくれだの「実は設定はこうだったんです」だの、そんなもんはあとからなんとでも言えるし、前提にするのは良くないと思うからだ。
と、ネタバレと基本的な考え方について書いたところで、前回の最後に書いた文章に戻る。
正直、一般的な『FFⅦ』評からはかけ離れていると思うが、なぜ、そのような感想を持ったのか?
これを『FFⅦ』のストーリーを順に追っていくことで、説明していきたい。
続きを読む▽
シリーズは以下。
■ FF10の話(1) - それは1991年から始まった
■ FF10の話(2) - ヘラクレスの栄光Ⅲの衝撃
■ FF10の話(3) - ファイナルファンタジーⅦ・その1
■ FF10の話(4) - ファイナルファンタジーⅦ・その2
本編に入る前に、一つ書いておきたい。
まず今回から後は、『FFⅦ・Ⅷ・Ⅹ』について、もう超ネタバレのレベルで話が進んでいく。
なので、一度もプレイしたことがなくて、そしてプレイする予定がある人は、ここから先はあまり読まないことをオススメしておきたい。
次に、基本的な考え方を少し書いておきたい。
この文は作品ファーストってことだ。つまり『アルティマニアに、こんな設定が書いてあります』とかは基本的には無視している(全く、ではない)。
なぜならゲームだろうが映画だろうが、最初に作品ありきで、作品から読み取れる以上のことを副読本で読んでくれだの「実は設定はこうだったんです」だの、そんなもんはあとからなんとでも言えるし、前提にするのは良くないと思うからだ。
と、ネタバレと基本的な考え方について書いたところで、前回の最後に書いた文章に戻る。
僕の忌憚ない評価を書くなら「前半から中盤は素晴らしいが、後半は腰砕け。僕は最初に考えられていたストーリー展開とは違うものになっていると思っている。ただ、当時の状況を考えれば、これもしょうがない」。
正直、一般的な『FFⅦ』評からはかけ離れていると思うが、なぜ、そのような感想を持ったのか?
これを『FFⅦ』のストーリーを順に追っていくことで、説明していきたい。
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