天外2開発記 9 5月 2011 1990年8月 – 卍丸 7月頭に、初めてREDに行ってからあと、天外2のミーティングは週に一度のペースで、浅草REDで継続的に行われていた。 広井さんとあだちさんの監修の下で、だいたい毎週、桝田さんが新しい議題を提示し、各自が前回のミーティングで持ち帰った課題の解決案などを示して、それをまた枡田さんがまとめ、次のミーティン… 続きを読む
6 5月 2011 ゲームと学力ドリルの似ているところ 2004年の11月に発売された電撃PSに書いた記事。 例によって、今読み直すと、面白いことがあったので転載。 ■■■ 現代のゲームには様々な顔がある。 例えばRPGやAVGのストーリーやムービーや演出、はたまたフライトシムやカーレース、それともリアル系のスポーツゲームのリアルを追求した画像、アクショ… 続きを読む
同人のコト 29 4月 2011 イースの同人誌再版分の頒布 5/1開催のCOMIC1☆5で、イース制作メモの再版分をヒソヤカに頒布してます。 例によってあいざわひろしのスペースを間借りしてます。 あ-01ab HIGH RISK REVOLUTION 新刊は夏に出したいなあ、と思ってます。… 続きを読む
ゲームの話 27 4月 2011 Kenさんのこと ふと思い出したので、忘れないようにメモっておいたTwitterでのつぶやきのまとめ+追加したエントリ。僕がはじめて就職した会社に、Kenさんという人がやってきた。最初の会社の提携会社から出向、今で言う派遣の形でやってきた人だった。もちろん本名は覚えているけれど、ここではKenさんとしておく。少なくと… 続きを読む
天外2開発記 19 4月 2011 補足(1):天外世界の創造者 コメントで質問された事には、あとで触れることも、今書いたほうがいいことも、いつ書くか迷うものもあるのだけど、いつ書くか迷うけど、といってほったらかしにしておくのも難しい事を補足、として付け加えながら書いていくことにした。 今回は『原作者』についてや、背景設定などについて。 公然の秘密だろうとなんだろ… 続きを読む
ゲームの話 15 4月 2011 アマガミとWhichとHow ブログ…というか、日記というか、ともかく『アマガミ』のレビューを読んだ。 とても面白い記事で、いろいろと考える事があったのだけど ── ともかく、まずこの記事を読んでくれないと、今日の記事はわからないので、興味のある方は、読んでからドウゾ。 読みましたか? 読んだなら、続きをドウゾ。 (さらに&he… 続きを読む
転載 12 4月 2011 HALOに見る、日米のゲーム観の違い 『電撃王』や『電撃プレイステーション』に載せていたコラムの中で思い入れが深いものを、細かくアップトゥデートして載せていくシリーズ。 ■■■ マイクロソフトが発売した『HALO』は「好きか嫌いか」はともかくとして、疑いもなく非常に優れたゲームなのは確かだ。 難易度は高いとは思うが、グラフィックは素晴ら… 続きを読む
天外2開発記 10 4月 2011 1990年7月 – 浅草REDにて 1990年7月。夜7時。 当時、浅草にあったREDの4F。 僕は天外2の初めての打ち合わせに臨んでいた。 広井さんが手がけてきたビックリマンやらネクロスやらがそこらじゅうに転がっている中に応接セットがあり、その横にレーザーディスク(まだDVDはないよ)と、馬鹿でかいテレビ(当時としてはとても大きな多… 続きを読む
6 4月 2011 TRCと電撃PSD 今のゲーム屋なら、誰でもTRCというものを知っている…と思う。 ハードによって呼び方が違うのだが、僕はPS1時代にこれが初登場したときにTRCと呼ばれていたのでTRCと呼ぶクセがある。 TRCっていうのはどういうものかというと、大雑把にはハードメーカーが決めている規定を守っていますか? というチェッ… 続きを読む
転載 1 4月 2011 今も昔もマシン論争 PS3がいいのX360がいいのといったハード論争を延々と繰り広げる方々がいるが、だいたい発売された年代が似たようなものなら(フォーカスが全然違わなければ)、性能も似たような物だ。 実際にそれでプログラムを書くことも、それを対象にしてゲームデザインをすることもなかろうに、なんで口角泡を飛ばすのか…と、… 続きを読む