冬コミの新刊

とりあえずコミケの新刊出来ました。

新刊は2冊+オマケ本です。

1冊目
ハドソン伝説クロニクル
B5 / 62ページ / 表紙フルカラー

この本は1973年のハドソンの創業から1992年にPC-FXの元になった32ビットチップを発表したところまでを、今までのハドソン伝説のような機種別ではなく、年表として「その時、何をやっていたのか、何が同時に動いていたのか」を、現在わかっている最新の知識で、なぞり直した本だ。
ハドソン伝説ゼロ、3、4,5あたりとかなり重なった内容になっているけれど、年表形式で切り出したことと、新しい史料などで書き直したり修正したりしているので、2025年現在の決定版的ハドソン年表 1973-1992 と思ってください。
本のテーマとしてはハドソンが関わった大きな影響を与えたものをつながりとして描くということが目標だった。
具体的には、MZ-80Kでシャープの覚えがめでたくなり、Hu-BASICでX1を作り、それでテレビ事業部から任天堂を紹介され、ファミコン開発機を作り、サードパーティになり、これでファミコンの仕様を知ったことで、PCエンジンを作り、X68Kがスプライトマシンになり、TETSUJINを作りながら、SFCの独自開発機を作る、というところまでを1つながりの歴史として描いている。
どうしてここで終了なのかと言うと、これでPC-FXが出来て、そこでハドソンの「この一連の繋がり」というのは終了するからだ。

2冊目
PCエンジンmini 製作裏日記 リマスター
B5 / 82ページ / 表紙フルカラー

元になったのは、コロナ禍の2020年の秋のCOMIC1、2020年はPCエンジンminiを作った年だったというので、作った本だった。
結構人気があって何度も再販したのだけど、さすがに「もういいだろ」と23年ごろに絶版にしたのだけど、そのあともチマチマと「欲しいんで再販してもらえませんか?」と言われていた本だった。
なので、今年の夏前に、電子版にしようと思ったのだ。
もとのページ数が42ページで、長さも手ごろだし、これを電子化すればいいやと、誤植などは直した方がいいだろうと読み始めたら、これが実にイロイロ書き足りない。
これを書き直そうと思ったのが、泥沼の始まりだった。
なんせ電子版だからいくらでもページ増やせるし、これといった〆切もない。納得できるところまで書き直せてしまう。
さらに取り上げているゲームのタイトルを見ていたら「あれも足りないだろう、これも足りないだろう」と付け加えたくなってきて、付け加えたら、今度は構成があまりよくないと感じて、構成にも手を加えることに。
そうこうしているうちに、夏を過ぎて、秋になり、さらに冬になって、気が付いたら「だいたい納得する」あたりで80ページを超える本になっていて「これを同じ本として電子版だけで売るのは、今まで物理本を買ってくれた人にあまりに悪い」。
で、出来たのがこの本。
前半戦もさることながら、後半戦のゲームの話はハドソンの話を外れて、タイトルに関わる内容ならなんでも入れようと決めたので、今までだったらカットしたような内容も全部入れました。
結局、もとの本のほぼ2倍で、文章も大半を書き直してしまう結果になったけれど、自分としては満足しています。
なお、この本は最初の予定どおり、電子版を出す予定なのと、読んでもらってわかる通り、そういう過程で出来た本なので、一度だけの印刷で再販予定はないです。
(まあ、さすがに一瞬で死んだら再販するけど…)

というわけで、あとは近況。
メチャクチャに忙しくて、はっと気が付いたら年末になってました。
こんなにブログ書かなかったのは初めてじゃなかろうか。

夏からあと、ともかく忙しかったのですよ。

  • 大阪のトークショー
  • ときパの準備
  • 知り合いに泣きつかれて企画書2つ書く
  • 知り合いに泣きつかれて、運営中のゲームの建て直し
  • そして言うまでもなく、自分が運営しているゲームの開発。

って、よくこんだけ仕事が重なったものだと思うぐらい忙しかったデス。
それで気が付いたら、年末です。困ったものだ。
いや、今でもまだ忙しいんですが…さらに困ったことに。

というわけで、年末に向けて新刊のことや、さらにリハビリも兼ねたブログなど連射すると思いますが、よろしくですーん。

いわさき
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