近況 at 26.07.12

実は欧米の会社とちょっと仕事してます。役職名がちゃんとあり、クレジットに載る予定で、来年リリースされると思います。
来年はそれ関係で海外行く可能性ありありだったりするのだw

というわけで、いつもの新刊の進行状況。

●コミケの新刊の進行状況。

■ハドソン伝説9
昨日は物理取材に行ってきた。
というか、タイミングよく、あだちさんと辻野さんと会う予定が出来たので、ついでに話を聞いたというのが正しいけれど。
実にいろいろなことが聞けて、これがハドソン伝説9に入れるにはちょっとどうしようかなと思う話が多いのだけど、ページを振って入れようか迷ってます。

■ハドソン伝説特別編:スターソルジャー40周年記念本。
高橋名人がブレイクするまで+ファミコン版開発の経緯+技術関係の話+MSX版の話+シューティングコレクションの話となる本。
今、「高橋さん」が「高橋名人」になるところを書いています。
これは早く終わらせて並行して、いろいろやりたいのだけど、案外ページ数が増えていて…まずいなあと思っている。

以下、いつものオマケ。

ドラえもんの話

Xでたまたまポストしたところ、結構なビューが出たファミコン版『ドラえもん』の話は、「ハドソン伝説1」に開発の話自体は収録しているわけなのだけど、そこに収まっていない話をオマケ的に書いておきたい。

まず簡単な事実整理。

『ドラえもん』の開発自体は1986年5月ごろにスタートしている。
この時、ハドソンの開発の事実上のトップだった中本さんの意向によりゲームを開発するメンバーは東京に全員集める方針になっていたので、『ドラえもん』のメインプログラマになっていた野沢さんもしぶしぶ東京に異動することになる。
この時、札幌に残ったのはビジネス部隊と、あと菊田さんだけ。
菊田さんは一匹狼的な人だったのと、ともかく中本さんと仲が悪かったというのが大きいらしい(ともかく、一言も話をしなかった、という話を聞いているほどだ)。
ところが、メインプログラマの野沢さんの進捗が悪い。
野沢さんの証言によると、もともと時間が足りなくて『ドラえもん』をやりたくないと言ったのに、〇〇〇〇押し付けられたことでやる気が全然起きなかった、ということらしいのだけど、『スターソルジャー』の開発がきつかったことから来る、燃え尽き症候群のようなものだったのだろう。
なんせ、サブプログラマをやる予定で東京にやってきた三上君(後に桃太郎シリーズのサブプログラマをしてから『天外魔境』を作る)がやることがなくて、X68000の外字ツールを作っていたぐらいだ。
こんな風に進捗が悪いまま9月になり、中本さんと野沢さんが大喧嘩をして、ブチ切れた中本さんが「今日から全員札幌に帰る!」と札幌に帰る。
札幌で「俺と野沢と菊田で『ドラえもん』を作る!」ということになり、2か月かからないほどの突貫工事で『ドラえもん』を完成させることになる。

オマケのテキストをファンクラブ版にはつけているんで、興味があればどんぞ。

https://hrr.fanbox.cc/
https://fantia.jp/fanclubs/29090

いわさき
  • いわさき

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