マントー2と足下兄弟の覚え書き

twitterで書いたことをもう少しまとめてメモ書きして残しておこうと思った。
天外Ⅱには、天外1からのゲスト的な扱いでマントーってサルが出てくる。
これはとんでもないバカって設定なんだけど、多分一番最初の天外1の広井さんの設定ではなくて、あとで桝田さんが作り直したときに作った設定だと思う。
マントーがどうして天外1から引き続き登場したのかというと、桝田さんが「世界の繋がりを見せるために1のなんかを出したい」っていったから。
これが広井さんのオーダーだったのか、それとも桝田さんからのオーダーだったのかは知らないけれど「大門教13人衆はマントー以外は全部死んでるんだから、マントーしかないっしょ。それに僕、マントー好きだし、それでいいんじゃね?」といったのはよく覚えている。
※ 追記。これは記憶がいい加減かも。「マントーがバカで面白くて扱いやすい」って理由だったかもしれない。さすがに25年以上の月日は長いw
あと足下兄弟が出てくるんだけど、これは僕が出してほしいと要望したのは間違いない。
足下兄弟こそ、桝田RPGシナリオの核の一つ、すなわち「ユーザーが我慢できるギリギリのイジワルをする」って原則の精髄みたいなキャラだから、ぜひ研究するべき。1でよくこんだけギリギリのイジワルするもんだと感心してたら、2ではアレだもんなあ。呆れちゃうよ。


マントー2は、地方一つをまるまるあんなバカらしいイベントに突っ込んで千葉さんに喋ってもらったんだから、今から考えればとんでもなく贅沢な作り方をしたゲームだったなあと思う。
ところで、マントー2の予告編で、なんとマントー、考えてみたら時代的にないだろ!って、ゴムタイヤは引っ張ってるわ、とまるで時代考証無視なのに「ふと」気がついたのが、作って一年ぐらいしてからだったけど、まあ誰も修正要求ださなかったなあと思ってた。
ま、ギャグなんだからいいと言えばいいんだけど、そういうことが気になってしまうヤツなのだ。
それでこのくっだらないイベントをやったあとに「三博士に『サルはダメです! 次は犬です!』って言わせておいて、話に落差を作るんだよ、面白いだろ」って、桝田さんが嬉しそうに言ってて、この人、こういうの考えるのうまいなあって感心してた。
桝田さんは本当に計算のスゴい人で、特にコントラストを重視する人だ。
天外1のラストダンジョンで、潜るにしたがってどんどん狭くて暗いダンジョンになっていって、そして一番最後のフロアは広くて明るくて極彩色の曼陀羅。
「これなら強烈でしょ」って嬉しそうに言っていたのなんて、その計算の典型だ。
で、桝田さんの計算のスゴいのを犬繋がりってことで、絹についての話でメモっておきたい。
絹は攻撃コマンドがないって個性があるが、これはネガなユーザーに不利な個性。苦労して入れた仲間がショボいのは問題。
そのネガを消すためにシロを入れる。シロは参入時のパラメータはものすごく強いので、超使えるから、絹来て良かった! になると。
ただシロはレベルアップしないので、だんだん役に立たなくなる(ようにしてある)。
そこで退場してもらうのが、肉助のところ。
この時には、絹はパラメータ的にMPが十分に伸びているのに加えて、この時のパーティではカブキが抜けているので「術」のキーになっているので絹の有用性は確立されている。だからシロの抜けは問題にはならない。
火力ダウン分は復活したカブキがカバーするから問題ない。
と、こんな風に桝田さんは計算して作っていたわけだ。まあ良くこんだけ計算して作るもんだと感心していた。
まあ25年以上も昔の記憶なので、間違ったりしてる可能性はあるけれど、大枠は間違ってないはず。

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2件のコメント

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    天外1ではマントーも終盤で「霊」として出てくるなど、明確に死んでる描写だったかと思うのですが…。
    まあ人間じゃないので生き返っても何の問題も無いと受け止めていましたがw

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    自分でも死んでないのはは「偽記憶」ではないかと思って、ちょっと注をつけときました。
    マントーがいいと言ったのは間違いないんですが、その理由が疑わしいって話です。

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