ゲーム史 13 2月 2020 イース通史(番外):30年前の資料が出てきた ひょんなことから元スタッフから『イースⅠ・Ⅱ』を開発していたときの資料をもらったので、メモがてらも兼ねて、何点か公開しておきたい。 1989/9/28のタイトルデモの管理用の紙 『イースⅠ・Ⅱ』のタイトルデモ用の管理してる紙。イースビジュアルと書かれていることでわかる通り、当時、僕らはビジュアルとい… 続きを読む
ゲーム史 9 2月 2020 イース通史(番外):ビジュアルという単語 もともとは『イース通史Ⅲ』を書くために資料を見ていてフッと気になったことだった。 それは「オープニングビジュアル」。 当時のゲームマシンのデモは今でいうムービーではなく、リアルタイムレンダリングの方に近かったのだけど、まあもちろんそんな呼び方はされておらず、『イースⅠ・Ⅱ』を作っていたときは「ビジュ… 続きを読む
ゲーム史 31 1月 2020 映画のようなゲームが出来た日 1997年1月31日がFFⅦの発売日だったとニュースで読んだので『ドラクエとFFとToHeart』って、どう繋がりがあるのかタイトルからではさっぱりわからない同人誌から、FFⅦの一節を少しアレンジして掲載したい。 以下、本文。 FFⅦの最大の功績は何だったのかと言えば、3Dポリゴンを使用したコンピュ… 続きを読む
ゲーム史 22 1月 2020 イース通史(番外):衝撃のリリアを助けないプレイ ある日、アキバBEEPさんがこんなツイートをした。 元ツイート 読んだ瞬間、本当に「マジか!」と思うと同時に「これ、イースⅠ・Ⅱで処理してないだろ?」と思った。 なんせ自分の頭の中では1ミリも必須にした記憶がない。ゲゲゲと思って、30年前の自分だったらどうするか? と考えた。一番簡単なのはファクトに… 続きを読む
ゲーム史 3 1月 2020 イース通史(21):書き忘れたクイックセーブの話 あけましておめでとうございます。といっても、なーんも変わりませんが。 入れようと思っていて、忘れていたクイックセーブの話。通史Ⅲの補章に入れる予定。 PCエンジン版の『イースⅠ・Ⅱ』はどんちゃんがクリア出来る、というのを絶対の方針として作っていた。だから、やたらと細かく場合分けしてあちこちにヒントを… 続きを読む
同人のコト 26 12月 2019 コミケ97にあるもの 新刊情報 まず新刊。 本編目次オマケ本表紙オマケ本目次 『イース通史Ⅱ』と『イース通史Ⅱ おまけの章&山根の章』の2冊です。『イース通史Ⅱ』は90ページ、オマケ本は12ページの総計102ページです。あ、オマケ本の目次はちょっと中身が変わりましたが、まあ全然違うわけじゃないのでOKということで。おまけ… 続きを読む
同人のコト 7 12月 2019 イース通史Ⅱ、入稿しました ( ´Д`)=3 フゥ 『イース通史Ⅱ』を入稿しました。ページ数は90pで、前回出した目次と中身は変わりませんが、もう一度、目次出しておきます。 目次 中身としては1988年末のPCエンジンCDROM発売前後の話から始まって1989年12月にPCエンジン版『イースⅠ・Ⅱ』が発売されたところまでです。… 続きを読む
ゲーム史 20 11月 2019 イースⅠ・Ⅱ通史(20):米光さんのアレンジと出会う とびとびになっているので簡単に書いておくと、これは作るチームの概要や『イースⅠ・Ⅱ』のタイトルが決まってから後の話になる。これの底本になっている…と言ってもいい、自分の書いた同人誌(およびブログ)と変化が比較的小さいところは、飛ばさせてもらうことにしている。ちなみに、原稿はこれより先の話まで進んでい… 続きを読む
ゲーム史 5 11月 2019 イースⅠ・Ⅱ通史(19):PCエンジンCDROMの登場 冬コミで出すつもりの第2巻はPCエンジン版の『イースⅠ・Ⅱ』をどのように、何を考えて制作したのか、それは結果的にはオリジナルスタッフの方向と合っていたのかの答え合わせなんかを、1巻書いた後、オリジナルスタッフが思い出したことなんかを補足しつつ書いていくのだけど、そのターゲットになっていたPCエンジン… 続きを読む
PCエンジン 29 10月 2019 『ときメモ』を巡る25年前の風景 PCエンジンminiで初めてときメモを遊ぶ人は「幼馴染の万能超人、藤崎詩織にふさわしくなるために自分を鍛えるゲーム」と信じてプレイして欲しいw元ツイート このツイートをしたとき、いろいろな反応をもらったが、どうしてこう書いたかというと、僕が初めてレビューしたとき、すなわち94年の4月ごろにコナミから… 続きを読む