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ゲームは○×だけでも面白い?
ある人のツイート
本来ゲームとは操作をしてその結果を楽しむものだと思うのです。最近のFFに代表されるムービーだったりグラフィックを綺麗にしていくものではないと思うのですがね、どこで間違えたんでしょうか?


から話は始まる。

これを読んでウンウンと思った人は、まるで間違っている。
これは主に金のかかった(ムービーやグラフィックが華麗な)大作を貶すときに多用される「本当に面白いゲームはグラフィックが○と×だけになっても面白い」という僕が○×理論と呼んでいるものの変形で、ゲームをプレイする人に非常に見られる俗論だ。
常々、どうかと思っていたので、簡単に反論を書いてみたい。

というわけで反論。
3Dカーレースは間違っても○Xだけでは出来ない。以上終わり。
エ? 簡単すぎる? じゃ、追加。
カーレースを例に挙げて、まずグラフィックス。
グラフィックの表現は非常に重要だ。トンネルに入ったとき目の認識が追いつかず視界が暗くなることや、外に出るときブルーミングで明るくなり、視界が失われるといったことは当然ゲームに影響を与える。これらはいわゆるHDR処理で、PS2程度のマシンでは非常に困難だ(出来ないわけではないがフレームレートなどに大きな影響を与える)。
当たり前だが、昼夜を切り替えるためにはライトの処理が出来なければならない。天候を入れたくなったら、雨や雪、さらにダートの場合のダートの処理、いくらでも必要なグラフィックス処理はある。しかも雨や雪はリアルタイムに道路に影響を及ぼすべきだ。雨が降ったら道路は反射する。水を跳ね上げて、ウォータースクリーンが出来る。
物理エンジンの問題もある。カーレースなら物理エンジンが使えるかどうかでゲームそのものが全く変わる。物理エンジンを使うと、途方もないパワーが必要で、カーレース系で中心的に使われる剛体物理(ridged physicsと呼ばれる)ですら、完璧でなく、マシンパワーもまだ全然足りない状態だ。
つまりそれなりにリアルに楽しめるカーレースを遊びたいと思うなら○や×では話にならないし、グラフィックス・計算能力のどちらもいまですら全くパワーは足りていない
これはこの手の現実をベースにしたリアルタイムシミュレーション系全てでそうだ。カーレース・フライトシミュレータ・電車などなど、シミュレータを作りたいと思うと、自動的に○や×では話にならないのは明らかだ。

全くの余談だがGT5やForzaの『バグ動画』だのと揶揄される物理挙動があるが、PS2でカーレースに関わったとき、物理エンジンの素晴らしさと難しさをしみじみ味わった人間としては、あれをバグという気はない。あれは現在のゲームで供給可能な物理エンジンの持つ限界で、いかんともしがたい。物理エンジンを真面目に作ったからこそ起こる問題だ。笑える現象なのは事実だが、あれをバグと揶揄する人間に対しては「テメエが作ってから言え」と本気で言いたくなる。


シミュレーションは除く?
除いたところで状況は変わらない。
例えばスニーキングゲームを作りたいとする。それにライトの表現を入れたいとする。ライトを壊したり消したりすると辺りが暗くなるのを利用するという設定だ。光の処理は「今のマシンですら全く完全ではない」。つまり今でもこれを見て不自然でなくゲームにするのは難しい。(それでもスプリンターセルである程度実現されていた。頑張っていたソフトである)
もちろんライトの表現など○×ではやりようがないので、作りようもないゲームだ。
うっそうと茂った森の中でドンパチするTPS作りたいなら、森が表現できないといけない。FCのグラフィックスではほぼ不可能なのはもちろん言うまでもないし、○×では当然表現できない。
カギのかかったドアを(仕込ではなく)銃で壊せるのか、それとも壊せないのか? ゲームの作りそのものに影響を及ぼす大問題だ。しかもこれはグラフィック・物理エンジンなどの双方に影響を及ぼす複雑な問題で、もちろん○×じゃ表現のしようがない。
ライトの表現も森もゲームの本質には必要ない? カギのかかった扉はカギ以外では開かないで構わない? それこそゲームをバカにした意見だ。
ゾンビがいるかも知れないダンジョンをさまよい歩くゲームでライトで照らしたところにゾンビが見えたら冷や汗なのは確かだし、森でカモフラージュしている敵を狙撃するTPSだって楽しく作れる(ピースウォーカーなんか巧妙にカモフラージュした敵を見つけると嬉しくなるぞ)。ロケットランチャーをぶっ放しても壊れないドアはどうなんだと普通は思うだろう。
そういうものが○Xで表現出来るならどうするのか説明して欲しいものだ。

と、いくつか例を挙げたけど、もう十分だろう。○×では作りようがない、表現のしようのないことがゲームには山のようにある。つまり、面白いゲームは○や×にしても面白いなんて現代コンソール/PCゲームをマジメにプレイしたことがあると思えない暴論だ。
またグラフィック「のみ」きれいにしたゲーム…とかそういう表現もおかしい。プリレンダムービーとゲーム画面で落差があると、散々文句を言われていたのだから、ゲーム画面がキレいになってプリレンダと区別がつきにくいのは素晴らしいことではないか。
(まあ今はプリレンダよりもインゲームムービーの方が主流になりつつあるけれど)
それに表現力の制限は少ない方がいいに決まっている。どんな表現も問題なく出来る状態でなにを表現するのかを選択できる方が表現をする側にとって、ありがたいのは間違いない。
もちろん、追求した結果、精細なグラフィックを作るのにやたら金がかかったり、作るのに手間がかかるようになったという問題が発生し、制作上の困難を引き起こしているのは確かだが、それはまた別の問題だ。

ところで、この○×にしても面白いゲームがいいゲーム理論は、テレビゲーム黎明期の1980年代前半まではギリギリ成り立つ論理だったと思う。
なぜなら、当時のゲームはPSG3音+せいぜいスプライト数十個、出せる色の数が64を超えれば多いほうで、2D表現以外はほぼ出来なかったし(半透明すらない!)、声なし・絵もアニメーションなんて問題外で、1枚絵程度ですら無理…という程度の表現力だ。ここで、グラフィックを全部とっぱらって○×だけにしても、結構ゲームは成り立つ。面白さの落ち方も低い。それに表現力がないから、アイディア勝負になる。

つまり、1980年代前半まではゲームの表現力が恐ろしくヘボかったから、表現力をほぼゼロにしてもゲームが成り立ったが、表現力が圧倒的に増したイマドキのゲームでゲームの面白さは○×でも構わないだの、グラフィックとゲームの面白さは一致しないなんてチャンチャラおかしいということだ。


|| 20:02 | comments (25) | trackback (0) | ||

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コメント
>>「当時は本当にOXという主張をする人が普通にいた」
 だから何なのでしょうか。著者は未だに
80年代の闘争に執着してます。という
ステートメントですかね。

未だに似たような論旨の意見が出るということは
作り手側、売り手側の↓

>>「一定以上のグラフィックがないと、そもそも作りようがないゲームの方が多いんですが?」

という立ち位置が十分にアヤシイ。って
ことでしょう。
ゲーム、娯楽って”つまんねぇ”って言われたら
いくらカネ掛かってようとそれで終わりで、
議論もへったくれもないですよ。
客が楽しんでくれたかどうかが全て。
消費される商品なんだから売れなきゃだめだし。
リアルだとか、破綻してるとか、どうでもいいんですよ
面白ければ、そして売れれば。
そんな現実のどうこう、しがらみをわすれさせて
没頭させてくれるのが娯楽なんだから。
物理エンジンとかカットムービーとかってのは
味付け、没入感を演出する添え物に過ぎないでしょ。


カーレースゲームってのは、
・現実には乗れないような車を擬似的に体験。
・カーレース周りの醍醐味、(車を弄って性能が
上がるだとか、車を買い換えてステップアップ
してく喜びだとか
・車にまつわったif体験を仮想体験できる


というだけで。
”競争”って意味で解けば、マリオカートで楽しいわけで
カーライフって意味ではTDUとかになる。
国産車って意味合いではGTシリーズになる。

その原点は、ある程度”疾走感”ってものが味わえれば
いいことであって、”リアルリアル”って
お仕着せがましく宣伝してるわりには
肝心の疾走感とか、冒険だとか、本質的に
求められてる根幹の粗末な内容に
ユーザーがガッカリしてる。ってのが現状かと。

3Dだろうと物理演算でも、今の現実世界を
表現するのは今の技術では無理があって
それをできないのは皆さん承知の上。
ある程度、”クルマ体験”にとってプラスになる
要素を破綻しない程度に入れてくれれば
楽しくなるかも。
という話で、

その、程度を決める、選ぶセンスが
問われてるんだと思うんですよ。
外見だけツヤッツヤで作ったFF映画とか
悲惨な末路でした。
私はデキとしては悪くなかったと思うけど、
心が籠もってなかったから、お客さんには
伝わらなかったのだと思うんですね。
要はスペックじゃないということです。

例えば、タイタニック・アバターを作ったチーム。
マーケッターとしてとても優秀だと思います。
一発目で、CG部分にごっそりリソースを割く。
最初の一発でしか意味がないのをよくわかってる。
ゲームも最初のタイトルでレースゲーを出して
性能をアピールする。
間違うのは、その後も性能部分だけに
リソースを割いたようなタイトルを乱発する。
つまり、マーケットニーズと自分達で
できることをちゃんと捉えてる人間がいないということ。

君みたいに演算エンジンを自分で作れ!
とかいうのは、クリエイターなり評論家なりが
客に向かって言う事ではありませんよ。
演算エンジンが充実したら面白いんじゃないか?
って考えたのは客じゃあないんですから。

時間がなくて、スキルがなくて
サッカーできないからサッカーゲームしてる
だけ。みたいなものがゲームなんですから。

後ろ向きな言葉遊びじゃなくて、
ゲーム業界にとっても未来への展望を
かませた建設的な意見を述べて欲しいものです。
著述のプロならば。

商業誌に卸す仕事されてるのか?していたのか
詳しくは存じませんが、
エンターテイナーとしてサービス
面白さ知性を感じませんでした、貴方の単語の羅列は。
| 鬼匠運慶 | EMAIL | URL | 10/11/27 12:13 | zy4mulGA |
極論に本気こくのもどうかなという例ですね。
せめて○×だけと言わず、文字くらいあればRPGとかSLGとかは行けるのにw
○×じゃローグすら出来ないよ……。

ただ、絵をやたら綺麗にしろという方向性は、ユーザはともかく作る側がつらいんですよね。
作る側としては本音言っちゃうと…
「せめてRDR並」とか抜かすやつふざけてんのか!
あれは頂点だ。
こっちがアレの1/10のレベルの絵ぇ出すだけで、どれだけ大所帯で徹夜して3D組んでると思とんねや!
ぶっ殺すぞ! あぁ!?
って、思いますよね。
言いませんけど。

テトリスは○×どころか□だけという究極のゲームですよね。
テトリスやってれば、みんな幸せになるんじゃないかな。
| shrike | EMAIL | URL | 10/11/12 13:51 | Kr.onr.k |
>○×にしても面白いゲーム
歩けるんだから車も電車もいらない、という論にも似ている。

>3Dカーレースは間違っても○Xだけでは出来ない
賛成。特に、「実機の挙動」を味わうのが最大の目的の物なら。

>スニーキングゲーム
条件付き反対。
このタイプのゲームは、必ずしも現実と同じ挙動を目指す必要性がない。

>森の中でドンパチするTPS作りたいなら、森が表現できないといけない
賛成。
単純に○×に置き換える事は出来るが、プレイする側に想像力が必要。
隣によりリアル(=想像しやすい)物があればそちらを選ぶ。


>○×にしても面白いゲーム
もう一歩進んで「目をつぶっても面白いゲーム」までいってしまうとどうなのか。
| 道端 | EMAIL | URL | 10/11/10 16:54 | 2sh3kTqk |
日本で一番売れてるゲームと言えばポケモンですよね。
ポケモンは戦闘中も短いアニメーション程度しかないし、
単純なターン制の戦いですので、リアルには程遠いと思います。

これが仮に、ポケモンの毛の一本一本まで精密に3Dで再現され
戦闘時の描画もリアルを目指した結果、
ギガインパクトを食らったピカチュウの腕がちぎれて血が噴き出るようなゲームになったとしたら
それは今のポケモンより面白いゲームになっているんでしょうか?
| st | EMAIL | URL | 10/11/09 22:44 | MtMy9avM |
レースゲームは確かにグラフィックが綺麗であればある程やり手は興奮する、というか燃えるものを感じると思います。それが面白さ、というものなんでしょう。
で、実現は相当難しいと思うのですが、実際のレースでは加速や減速、コーナリング時にGを感じますが、それを再現できたら凄いな、と思うんです。もっとも実際のGと同等にしたらやり手が追いつかないので加減しなければいけないでしょうが。
私はゲーマーじゃないのでこれぐらいの事しか思いつかないんですが、ふと思ったので書いて見ました。
| 家褒め名人 | EMAIL | URL | 10/11/09 18:16 | 8IjMLVXo |
グラフィックは綺麗に越したことはないでしょう。
が、それは演出であって、本筋とは違う部分では?
PC-6001mk2のスペースハリアーは、それを体現していましたよ。
| teru | EMAIL | URL | 10/11/09 02:41 | rDPibF7w |
○×ってのは物の例えであって、
本当に○×だけのゲームが面白いといってるとは思えないですが・・・

あー でも本気で○×だけで面白いとか言ってる人いるのかなぁ?
| ななし | EMAIL | URL | 10/11/08 23:48 | 3qA5V0wo |
このエントリでは、意図的かわかりませんがゲームジャンルを狭めていますよね。
「シミュレーション要素のあるゲーム」なら○×では不可能、ついでにいえばよりリアルなグラフィックの方がいいです。
実物という比較対象がありますしね。
「シミュレーション要素のないゲーム」なら、ゲーム内のグラフィック表現はそれこそほぼ○×で構わないと思います。
| ななし | EMAIL | URL | 10/11/08 19:05 | MrZJsdwU |
わかりやすい内容で面白く拝見させていただきました。
たしかにBeepに絵付きで「○×でも面白いぜ!」って書いてありましたねー!

「ゲームの面白さの本質、ゲーム性とグラフィック、性能は関係ない」
よく聞くゲーム論で、心地よい言葉に聞こえますが、
「ゲーム性」「本質」という言葉があいまいすぎるので、議論もあいまいになり、結局は「昔はよかった」におちいりますよね。

荒井さんの言うとおり、僕らも子供のころは「メガロム」や
「ゲートアレイ」等の言葉に心躍りましたし、
X68000(40万円)の「スペースハリアー」がうらやましくなかった
子供はいなかったと思います(断言)。

とりあえず、僕が子供のころにPS3や360が3万円だったら、
驚いただろうなあと思いますー!

比較的機能が制限されているハードでゲーム作り続けてる僕が言えることではないのかもしれませんが(w
| 松下 | EMAIL | URL | 10/11/05 08:43 | K1.BGO5s |
GT5はポリフォニーデジタルで中に日本人がどれだけいるかは知りませんけれど、一応日本の会社です(;´ω`)
| 岩崎 | EMAIL | URL | 10/11/03 20:37 | ywN0bWgU |
まさに岩崎さんの仰る通りですね。
日本のメーカーもせめて最低限アンチャーテッドやRed Dead Redemption、GT5ぐらいのグラフィックでゲームを作って欲しいものです。
| SS-NA | EMAIL | URL | 10/11/03 12:42 | /TpimuPQ |
「操作をしてその結果を楽しむもの」という意見はこのエントリーを読んでも、まだ全然同意できます。これを○×理論というものに置き換えた段階で話が全く違っているのではないでしょうか。ムービーを綺麗にしても、それがインタラクティブでなければゲームとしては面白くないと思います。つまり引用元の文面に関して、私は「操作→結果」という過程がないと面白くないという意味ではないかと理解しました。これはゲームという枠組みの当たり前のルールなのでこれを否定する理由はないと思います。
| hdn | EMAIL | URL | 10/11/01 09:20 | tddcLLWM |
>乱暴にまとめでゲームの面白さ、と書きましたが、正確には、
>このポストは面白さではなく「ゲームの表現力」の話をしています。
>つまり「一定以上のグラフィックがないと、そもそも作りようがないゲームの方が多いんですが?」
>ということです
なるほど、このご説明なら納得です。
ご丁寧にありがとうございます。
| ファンその1 さん | EMAIL | URL | 10/10/31 00:12 | qfIByJXI |
プレステの頃から3Dゲームが相当数出てきましたけど、その事が新鮮に感じたのは2Dでのグラフィック表現がゲームデザインとして限界が来ているんじゃないかな?と思いました。

面白いつまらないは別として、新たなグラフィック表現の手法として3Dゲームが色々出てきたのは時代の流れなのかなと記事を読んで改めて思いました。
| @twohiro | EMAIL | URL | 10/10/30 22:15 | KKHfhoy2 |
空港でコメント書いてるってどうよと思うけど、今日はコメント書けない可能性が高いので…

>>名無し さん
えーとですね、頭のツイートは「話の枕」というヤツです。
このツイートから思い浮かべたのが、いわゆる「ゲームの本質が面白ければグラフィックは関係ない」理論だったので、この内容なんですね。

>>ファンその1 さん
乱暴にまとめでゲームの面白さ、と書きましたが、正確には、このポストは面白さではなく「ゲームの表現力」の話をしています。つまり「一定以上のグラフィックがないと、そもそも作りようがないゲームの方が多いんですが?」ということです。

>>も さん
ちょっとした段差で逆に気になったりする→そのために段差用のモーションを入れたりするのが日本的なやり方で、海外的なやり方だと段差でも足がつくようにIK(インバースキネマティック)して、複数のモーションからブレンドを行う、になります。
そしてこういうところでも金はかかるようになります。
| 岩崎 | EMAIL | URL | 10/10/30 08:02 | dhQLkA2Y |
そもそも議論の発端となったツイートを整理すれば、
「最近のFFに代表されるムービーだったりグラフィックを綺麗にしていくものはおかしい。
なぜなら、本来ゲームとは操作をしてその結果を楽しむものだから」
ということになると思います。

これに反論するならば、
「ゲームとは操作をしてその結果を楽しむものとは限らない」とか
そういう主張をするべきではないでしょうか。

つまり、この記事の文章では、何の反論にもなっていないと思います。
| 名無し | EMAIL | URL | 10/10/30 02:08 | t/DI6io2 |
「本当に面白いゲームはグラフィックが○と×だけになっても面白い」に対する解は、
そうなるゲームもあれば、そうならないゲームもあるですよね。

「グラフィックとゲームの面白さは一致しないなんてチャンチャラおかしい」と
表現されているので、
「グラフィックが凄いゲームは必ず面白い」
とか
「本当に面白いゲームはグラフィックが○と×だけになったら絶対面白くなくなる」
と聞こえてしまいます~。
| ファンその1 | EMAIL | URL | 10/10/30 02:01 | qfIByJXI |
この件とは関係ないですが、キャラクタのモデリングが精細になりリアルなプロポーションなのが普通になってから、RPGなどでムービーや戦闘中にはピョンピョン跳びはねてるのに、フィールド上のちょっとした段差が超えられないとか作り手のリアリティのレベルを疑う事が多くなりました。
手間が増えて面倒なのは分かるものの、雑な作りだなと。
(バイオハザードの頃から扉の鍵探さずに銃でぶち抜ければいいのにとは思いましたが、それは置いておいて)

ドラクエのように記号的な絵作りだと「そういう物なんだろう」と、脳内で置換出来るんですけどね。
| も | EMAIL | URL | 10/10/30 00:50 | arlvUf2E |
1989年にテトリスが大ヒットしてた頃にある雑誌のライターが、
「ベーシックで作れるようなゲームに面白いものなんかできるわけがないと思ってた」
とか言ってましたね。こういう○×論争は作り方や物によるとしか言いようがないです。
文化として成熟してくれば製作手法や選択肢も増えるのはむしろ必然かと。

PC版のスペースハリアーとか絵を犠牲にしてスピード感とプレイ感を最優先した移植とか、
こういう制作側のセンスから来る選択肢もありましたね。メガCDのナイトストライカーとかも。
| はちはち | EMAIL | URL | 10/10/29 21:32 | 7Q0Cf0A. |
また稿を改めて書きたいと思うのですが、極論なのは百も承知です。

ただコメントしているみなさんの大半は知らないことでしょうが、これはテレビゲームが登場して、ファミコンが登場したあたり、Beepがあったときから既にあった議論で、その当時は本当にOXという主張をする人が普通にいたのです。
また時代が少し下り、1989年前後、PCエンジンにCDROMがついたとき、PS1が登場したとき、あらゆるときを捉えて出てくる「ゲームの本質はグラフィックではない」理論なのです。

言い換えると、テレビゲームが登場して技術的な進歩が起こるたびに、言われてきたことなので、今回はたまたまいい機会だと思い、極端な形で書いたわけです。
| 岩崎 | EMAIL | URL | 10/10/29 20:38 | Eeem.i3Y |
「○や×だけでも」系の発言は
「髪の毛がリアルに動くだけで面白い」みたいなことを言う人がいるからじゃないですか?

どっちにも同意できませんw
| shin1 | EMAIL | URL | 10/10/29 18:49 | FlTfGbMg |
極論の反論だからかこれまた極論ぽいような…。

PCでの3Dゲーム黎明期(ワイヤフレームとかではなく最初のPowerVRの頃)或いはPSに比べてN64のグラフィックを、フレームレートとか、テクスチャのクオリティとか、オブジェクトのモデリングの細かさとか無視して、解像度やAAとかだけで高品質だとか語られていたのをなんとなく思い出しました。

>グラフィックとゲームの面白さは一致しない
グラフィックはゲーム性に貢献しない
あたりに修正された方がいいと思います。

綺麗なゲームが面白いとは限らないのは
普通にあることですよね。
| michikusa | EMAIL | URL | 10/10/29 18:07 | aL2dJzPM |
さすがに〇×だけではゲームは作れないと思います。昔のゲームでパックマンとか平安京エイリアンとかは記号化しても作れるでしょう(実際そういう「もどき」プログラムが雑誌に載っていました)。ただ商品として成り立つかは疑問ですが。

ツィートした人は〇×とか、そういう極端な事を書いたのではないと思います。ファミコン時代の、いわゆるドット絵でも面白いゲームは作れるのに、今風のリアルで実写かと思うようなグラフィックは不要ではないのか・・・そういう意味だと思います。

今のゲームはプレーヤーが参加する「映画」みたいになちゃって、昔のゲームとは楽しみ方が異なる部分があるので、やりにくさを感じる人もいるのでしょう。リアルな登場人物に感情移入できないという人も結構います。そういうゲームは海外では需要があるのでしょうが国内向きではないような気がします。
私も店頭でデモを見ると「おお~スゴイな」と思いますが買ってまで見たいとは思いませんし。
| take | EMAIL | URL | 10/10/29 14:24 | BsNMXWFw |
思えばレトロゲームの当時から、「驚愕のスムーズスクロール!」「メガロム採用、新音源搭載!」「ハードウェアで拡大縮小!」等々、ユーザーは新技術の登場やハードにワクワクして、新しいゲームに興奮してきたはずなんですよね。

ちなみに「グラフィックや音楽の力で楽しくなるゲームは間違いなく存在する」と確信したのはPCエンジンの「超兄貴」でした。もし「超兄貴」があのグラフィック、あのCD音源の楽曲でなければ、果たしてあそこまで面白くなったのかと。
| 本名荒井 | EMAIL | URL | 10/10/29 11:00 | .YETrgkw |
最後の段、

> ところで、この○×にしても面白いゲームがいいゲーム理論は、
> テレビゲーム黎明期の1980年代前半まではギリギリ成り立つ論理だったと思う。

これにはちと異論があります…が、それはまた時間がある時にでも
| @tsurumy | EMAIL | URL | 10/10/29 09:40 | B.TTkf/U |
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