同人のコト 19 1月 2021 ファミコンの音を誰が作ったか聞いてわかる話 『ハドソン伝説・ファミコン編』ではスタッフロールがなかったり、それともスタッフロールにいい加減な名前が書かれているゲームも、インタビューしてほぼ掘り起こしたのだけど、それでもいくつかスタッフがわからない作品や曖昧な作品が残ってしまった。 そしてたいてい曖昧なのがアートとサウンドだ。 アートは当時のド… 続きを読む
HUDSONのコト 16 1月 2020 どうしてMS-DOSでCP/Mのツールが動いたの? 有名ファミコンゲームの開発環境についての話。わかんない人は前回の記事も一緒に読んで欲しい。 http://www.highriskrevolution.com/wp/gamelife/2020/01/12/%e6%9f%90%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%a9%e… 続きを読む
HUDSONのコト 12 1月 2020 某プログラマが某有名ファミコンゲームのソースをgitに公開したの巻 ツイッターでポロっとつぶやいたのだけど、ここでも記事をば。某プログラマが34年前に発売された某有名ファミコンゲームのソースをgitに公開したので、以下にリンクを置いておく。 https://github.com/omuanko/nnjhtrkn 某プログラマからの箴言は以下。 ■某プログラマちなみに… 続きを読む
ゲームの話 7 8月 2019 『上海』の難易度を作る方法 もう30年近く前になるが、確か『天外Ⅱ』を作っていたときだったと思う。ある日、アルファシステムの山本さんが、僕に言いだした。 「岩崎さん、『上海』ってゲームあるじゃないですか」 今では、上海を今では知らない人がいると思うので簡単に説明すると麻雀牌を使った絵合わせパズルだ。下の画像のように麻雀牌を積む… 続きを読む
PCエンジン 30 8月 2017 CDのアクセスタイムを演出に使ったコト うーぱーぐらふぃっくすって同人ハードのデモに『イースⅠ・Ⅱ』が使われていた。たまたまRTで流れてきて、それを見てエミュレータでプレイされると実機とタイミングが違い、結果として演出が壊れていて ( ゚∀゚)・∵. グハッ!! となったので、チョロっと書いておきたい。さて、話は(信じられないことに)2… 続きを読む
ゲーム史 28 1月 2017 続・PCエンジン時代の圧縮 http://www.highriskrevolution.com/wp/gamelife/2017/01/14/pc%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%b3%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ae%e5%9c%a7%e7%b8%ae%e6%8a%80%… 続きを読む
ゲーム史 14 1月 2017 PCエンジン時代の圧縮技術 1988年に初めてプロとしてハドソンでゲームを作れることになったとき、ハドソンではゲームを作るときデータ圧縮をするのが当たり前だった。テキスト、グラフィック、マップ…ともかく圧縮できるものは全て圧縮するのが当たり前だった。で「ウチは圧縮するのが当たり前になっているから、他よりゲーム規模が大きく出来て… 続きを読む
ゲーム史 3 12月 2016 スプライトローテーション・その3 なんと信じがたいことに「スプライトローテーション」の第3回だ。 http://www.highriskrevolution.com/wp/gamelife/2015/10/04/%e3%82%b9%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%88%e3%83%ad%e3%83%… 続きを読む
ゲーム史 12 10月 2015 スプライトローテーション・その2 正しい呼び方があったわけでもないけれど、少なくとも僕はスプライトローテーションと呼んでいた技術について、ちょっと残しておこうというネタ。パート2である。多分これで終わりになる。前回のを読んでおられない方は前回の記事を読んでいただきたい。読まないと全くわからない話である。 ちなみにスプライトローテーシ… 続きを読む
ゲーム史 4 10月 2015 スプライトローテーションという技術 正しい呼び方があったわけでもないけれど、少なくとも僕はスプライトローテーションと呼んでいた技術について、ちょっと残しておこうというのが、今回のネタ。おっそろしく古臭いハードの、おっそろしく古臭い技術で、残しておいたから「どうだ」ということでも全くないが、まあ後世のエミュレータを調べた人たちが「なんで… 続きを読む