昔のゲーム屋

取材でPCエンジンminiに触ってきました PCエンジン

取材でPCエンジンminiに触ってきました

最近、PCエンジンmini絡みで何度か取材を受ける機会があったのだけど、そこでPCエンジンminiの製品版(と教えられたもの)を触る機会があったので、ちょっと感想など。そりゃ、あと1か月(記事書いたのは2/19)。来月の3/19発売なのに製品版がないなんてありえないっすよね。 本体はオリジナルが小さ…
イース通史(番外):ビジュアルという単語 ゲーム史

イース通史(番外):ビジュアルという単語

もともとは『イース通史Ⅲ』を書くために資料を見ていてフッと気になったことだった。 それは「オープニングビジュアル」。 当時のゲームマシンのデモは今でいうムービーではなく、リアルタイムレンダリングの方に近かったのだけど、まあもちろんそんな呼び方はされておらず、『イースⅠ・Ⅱ』を作っていたときは「ビジュ…
『電撃PCエンジンmini』のインタビューを受けました PCエンジン

『電撃PCエンジンmini』のインタビューを受けました

つい先日の話なのだけど、PCエンジンminiの発売を記念して、『電撃PCエンジンmini』が出版される話になり、それのインタビューを午前と午後の二本立てで受けるってことになった。 午前は『天外Ⅱ』で、桝田さん・辻野さん・あだちさん・そして僕という4人のメンバー。インタビューするのは『天外Ⅱ』を小学校…
イース通史(番外):衝撃のリリアを助けないプレイ ゲーム史

イース通史(番外):衝撃のリリアを助けないプレイ

ある日、アキバBEEPさんがこんなツイートをした。 元ツイート 読んだ瞬間、本当に「マジか!」と思うと同時に「これ、イースⅠ・Ⅱで処理してないだろ?」と思った。 なんせ自分の頭の中では1ミリも必須にした記憶がない。ゲゲゲと思って、30年前の自分だったらどうするか? と考えた。一番簡単なのはファクトに…
某プログラマが某有名ファミコンゲームのソースをgitに公開したの巻 HUDSONのコト

某プログラマが某有名ファミコンゲームのソースをgitに公開したの巻

ツイッターでポロっとつぶやいたのだけど、ここでも記事をば。某プログラマが34年前に発売された某有名ファミコンゲームのソースをgitに公開したので、以下にリンクを置いておく。 https://github.com/omuanko/nnjhtrkn 某プログラマからの箴言は以下。 ■某プログラマちなみに…
イース通史(21):書き忘れたクイックセーブの話 ゲーム史

イース通史(21):書き忘れたクイックセーブの話

あけましておめでとうございます。といっても、なーんも変わりませんが。 入れようと思っていて、忘れていたクイックセーブの話。通史Ⅲの補章に入れる予定。 PCエンジン版の『イースⅠ・Ⅱ』はどんちゃんがクリア出来る、というのを絶対の方針として作っていた。だから、やたらと細かく場合分けしてあちこちにヒントを…
イース通史Ⅱ、立ち読み版公開しまーす 同人のコト

イース通史Ⅱ、立ち読み版公開しまーす

というわけで、なんとか入稿したので、立ち読み版を公開します。立ち読み版はwordのファイルから直接pdfを生成しているので、写真がカラーになってますが、ホンモノは本なので白黒です。フルカラーの本にすりゃあカラーになるんですが…まあムチャだ。 立ち読み版その1 ダウンロードPCエンジンCDROMの技術…
イースⅠ・Ⅱ通史(20):米光さんのアレンジと出会う ゲーム史

イースⅠ・Ⅱ通史(20):米光さんのアレンジと出会う

とびとびになっているので簡単に書いておくと、これは作るチームの概要や『イースⅠ・Ⅱ』のタイトルが決まってから後の話になる。これの底本になっている…と言ってもいい、自分の書いた同人誌(およびブログ)と変化が比較的小さいところは、飛ばさせてもらうことにしている。ちなみに、原稿はこれより先の話まで進んでい…
イースⅠ・Ⅱ通史(19):PCエンジンCDROMの登場 ゲーム史

イースⅠ・Ⅱ通史(19):PCエンジンCDROMの登場

冬コミで出すつもりの第2巻はPCエンジン版の『イースⅠ・Ⅱ』をどのように、何を考えて制作したのか、それは結果的にはオリジナルスタッフの方向と合っていたのかの答え合わせなんかを、1巻書いた後、オリジナルスタッフが思い出したことなんかを補足しつつ書いていくのだけど、そのターゲットになっていたPCエンジン…