いわさき

『ジャッジアイズ』が「ちょ、まてよ」なぐらい面白かったよ ゲームの話

『ジャッジアイズ』が「ちょ、まてよ」なぐらい面白かったよ

制作の人たちに向けたラブレター、みたいなものだと思って読んで欲しい。正月、"JUDGE EYES:死神の遺言"、いわゆる『キムタクが如く』というやつを遊んでいた。 好みの問題はあるというのは前提にして、龍が如くシリーズの中では会心の出来というのが、僕の評価だ(同じ開発チームで、ゲームの構造が同じなの…
イースⅠ・Ⅱ通史(2):『アルフォス』から『リグラス』まで ゲーム史

イースⅠ・Ⅱ通史(2):『アルフォス』から『リグラス』まで

このシリーズは様々な人から聞いて、どうやら(だいたい)はっきりしたパソコン版の『イース1』から、海外版PCエンジン版(TurboGrafx 16)の『イースⅠ・Ⅱ』までの通史として、出来るだけ当時の事情なども織り込みつつ、書いていこうというシリーズだ。 だから85年あたりから話は始まり、90年5月で…
『だって「?」って描いてあれば、みんな叩くじゃないですか』 レビュー

『だって「?」って描いてあれば、みんな叩くじゃないですか』

さあにんさんこと、山本直人さんからfacebookで「BEEPに載せた私のwebの文章の感想を聞きたい」と言われてしまった。まあ、さあにんさんに言われては書くしかないなというわけで、感想をば。最初はfacebookだけの載せておこうかと思ったのだけど、いろいろ考えて、誰でも読めるこのブログに載せてお…
『フットルース』を三十年以上ぶりに見た レビュー

『フットルース』を三十年以上ぶりに見た

『フットルース(1984)』という映画がある。 僕が21歳の時の大ヒット映画だ。 僕は、この映画が好きだったのだけど、読み取っていた物語はこうだった。 ケビン・ベーコン演ずるレンが、田舎の町でダンス禁止なんて理不尽な制約を課している大人たちに、最初は孤独だったが、だんだんと仲間を集め、 そして聖書の…
イースⅠ・Ⅱ通史(1):PC88MkⅡSRの発売 ゲーム史

イースⅠ・Ⅱ通史(1):PC88MkⅡSRの発売

このシリーズは様々な人から聞いて、どうやら(だいたい)はっきりしたパソコン版のイース1から、PCエンジン版のイースⅠ・Ⅱまでの通史として、出来るだけ当時の事情なども織り込みつつ、書いていこうというシリーズだ。イースを作ったころと重なるのもあって、一度イースを作ったころの記事は削除しようか迷ったのだけ…
コミケにあるもの 同人のコト

コミケにあるもの

まず新刊『ゼルダの伝説って、なぜRPGじゃないの』について、前書きから抜粋。 1970年代半ばにボードシミュレーションゲームから『ダンジョンズ&ドラゴンズ』で登場したRPGメカニクスが、ビデオゲーム、特にコンソール(据置機)以降のゲームを決定的に変える、いわば家庭用ゲームマシンでゲームを作る上では、…
ログインボーナスについての覚書 ゲームの理屈

ログインボーナスについての覚書

F2Pの世界でごく当たり前のものにログインボーナスがある。こいつのメカニクスは大きく分けると日本型と欧米型(Zynga由来と思われる)があって、この二つには違いがある。 具体的には欧米型は懲罰型と僕が呼ぶ、ログインが途切れるとリセットされる形式(ただし最近は懲罰型は減ってきた)。 対して日本型はログ…
新刊『ゼルダの伝説って、なぜRPGじゃないの』、出来ました 同人のコト

新刊『ゼルダの伝説って、なぜRPGじゃないの』、出来ました

元があるから簡単にできると思ったんですが、いじりまわしてしまってスゴくあがるまで時間がかかりましたが、新刊できました。 38ページの本になりました。 『ゼルダの伝説って、なぜRPGじゃないの』 もとは電ファミニコゲーマーに不定期に掲載している『ゲームの話を言語化したい』のRPGメカニクスの項目にいろ…
コミケ95の新刊 同人のコト

コミケ95の新刊

コミケ95用の新刊は電ファミニコゲーマーさんのところで不定期連載している『ゲームの話を言語化したい』のRPGメカニクスの話に加筆したものを準備中。 自分の文章だとはいえ、もちろん同人誌化の許可は取っている。 最初は一緒にホラーゲームの文章も入れたかったのだけど、それをやるとページ数が伸びすぎるので、…