イースの裏設定ってブログ記事に驚いた

この記事のシリーズでは、オリジナルスタッフがPC-88版を作った時のイースの設定について、オリジナルでは「誰が何を作ったらしい」というところまで含めて、自分が覚えていたり、あとで判明したりしたことを、できるだけ残すつもりで書き留めてきた。
オリジナルスタッフのイースの設定(ゲーム以前)
オリジナルスタッフのイースの設定(アドルがつくまで)
1989年9月 - どっちがヒロインなのよ?
リリアは誰が創りだしたのか?
だいたい上が、そのオリジナル&オリジナルスタッフに関係する記事なのだけど、ここらへんを書いていたおかげで、五十嵐哲也君がPC版のイース1のマニュアルの小説を書いて、アドル・クリスティンの名付けの親だったなんて驚くコトも知れたのだけど、まるで違うことで調べ物をしていたとき見つけてビックリしたのが…


「イース」の裏設定
2009年の記事なので、このブログを見て書いたのでは絶対にない。しかも、ものすごく正確。
知っているのは20名もいないぐらいのオリジナルのメンバーとPCエンジン版の主要スタッフぐらいのはずのネタがババーンと書いてあり、おまけにPCエンジン版の山根の話まで出てて、これをこの人に喋ったのは誰なんだ…と全くびっくりしたのでありました。
ところで「イース」の裏設定に書かれている神官の話というのは、もちろんイースの本の内容から出てきているイメージで、とてもいい想像だなと思うのだけど、ジェンマの章なんてダームの塔にキャラがいないものでヒントテキストとして使わざるを得なかったので、あーなったのが真相だと聞いているので、少々ウームな気持ちになってしまう。
余談ついでだけど、PCエンジン版ではイースⅡに入ると、本の中身はダイジェストになって「XXについて書かれている」という、味も素っ気もない内容になってしまう。
これ、最初はちゃんとテキストを載せていたのだけど、メモリがパンクしてこーなってしまったのだ。
アイテムの説明テキストは、ゲーム世界のどこでも出てくるデータなので、ゲームの常駐領域に置かれるデータになる仕様だったのだけど、イース2ではアイテムがタップリあるせいで、モノスゴくメモリが辛かった。
だから最初の廃坑で全部なくなってしまうイースの本の中身に割けるメモリがあるわけもなく、超ダイジェストの1行になってしまったわけだ。
なんとメモリのないマシンだったんだと思うよ。

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