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unityのプレゼンについてこまごまとあった質問
facebookや物理やいろんなところで聞かれた質問の答え+アルファまとめ
もしなんぞ質問あったらどんぞ。

■『艦これ』って海外型のガチャゲーじゃないの?
その通り。
サイクル的にはまさに海外型のガチャゲーになるのだけど、時短とスタミナ系のメカニクスがうまく機能しているとはいいがたい+建造の設計がどうにもガチャサイクルを回すための構造になっていないので「偶然そうなったんじゃない?」と思っている。
なお、どうして当時『艦これ』をスマホゲームデベロッパーがあんま参考にしなかったのかというと、艦これが話題になった2013ごろは、まだガチャサイクルは機能している状態で、あんま参考にする必要はなかったことと、その当時は『いかにスマホにうまくシフトするのか?』の方がはるかに優先度の高い事項だったのが大きいと思っている。

■クラロワもそうなの?
そう。海外改良型ガチャサイクルの特徴は

0)ガチャサイクルを持っていること。
1)古典サイクルで主要リソースがドロップすること
2)古典サイクルでスタミナ・時短系のサイクルがゲームデザイナーが期待した通り機能すること。

言い換えるなら、ガチャサイクルだけに頼らない設計ということになり、古典サイクルで何を落とし、どのような時短やスタミナ系の課金を加えることで小額を課金してもらうのかが重要になる。
クラロワの戦利品が箱に入り、それを開けるのに時間がかかる。これを小額課金で開けられる。全部埋まるとリワードがもらえないという課金メカニクスは、これに対するほぼ新しい発明で、ZeptolabのC.A.T.S.など成功例が続いていて、これから採用例がまだ増えそうだと思っている。

韓国の2007-2011あたりにこのドロップアイテムに課金をイロイロやっていたのだけど、このクラロワにはたどり着かず「いい宝箱があるけれど、有料カギじゃないと99%ぶっ壊れる」とかそういう課金モデルになっていた。この手の宝箱に関係する課金モデルは、のちに日本に影響しているのかな? と思っていたりする。

■また小さな開発費でも儲かるモデルが出てくるのでは?
すでにそこをインディおよびbittesizeゲームが埋めている状態なので、大きい方は課金モデルをいじる形になる可能性が高い。
一応、ここでの「インディ」を定義しておくと(インディの定義は広すぎてやばい)

・ダウンロード専売
・比較的スタジオとして小さい(50名以下を想定)
・作家性の強いゲームを出す
・どちらかというとF2Pではなく売り切りモデル

そして、この手の成功したデベロッパーがストアの一定以下の値段の売り切りを大きく埋めている。加えてbitesizeアプリと表現される、とても小さなゲームで広告だけで回収するモデルを多数リリースするスタイルはkethcappやvoodooといった専門のパブリッシャーが埋めている。
この上記の二つの方法は下手な鉄砲数撃ちゃ当たる方式なので、間接費が大きく高コスト体質の大手の会社では難しい。
インディでは作れないサイズで、かつ大手にはない作家性ってニッチを狙う方法は絶対にあるんだけど、これまた難易度が高い。

ところがF2Pはインディーには難しい形だ。だから「課金の形をいじる方がいい」と主張しているわけだ。
イロイロ難しい時代である。

ところで、一応書いておくと、なぜ大手では難しいのかというと、事業として見たとき外れ率が高すぎるから。
毎回cupheadが作れるならいいけれど、間違ってもそうはならない。せめて20%ぐらいはcupheadになるなら事業として成り立つと思うけれど、率的には1:100より悪いと思われるので、食わせる人数が少ないところじゃないと成り立たないと思われる。


|| 22:11 | comments (0) | trackback (0) | ||

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大魔界村、移植エピソード(2)・女神さまはいじわるなんですよ。
突然思い出したので、メモとして残しておきたい、大魔界村移植時のエピソード、第二弾。

その1はココで→ 大魔界村、開発当時のエピソード(1)

大魔界村の移植はハドソンでアルファシステムのY君とS君がやっていたのだけど、前回はS君のエピソードだったので、今回はY君のエピソード。

そもそもの話は、Y君が、最終面の最後まで行き、ベルゼブブをぶっ倒したところから始まった。
そしてY君はそのまま先に進むと、女神の武器がないと入れないはずの魔王ルシファーの部屋に平然と入った。
「あれ? 2周めだっけ?」
「エンディング見たいんで、隠しコマンドで判定止めたんですよ」
「あー」
「でもね、岩崎さん、女神さまはイジワルなんですよ
と、Y君はヘンなことを言い出した。

女神さまはウソツキなんですよ! あの武器でないと倒せないとかいいますけど…」
言いながら、Y君はルシファーの下で短剣の魔法を発動して分身するとジャンプで撃ちまくって、あっという間にルシファーを倒した
そして、エンディングの動作確認をしながら、言葉をつづけた。

「判定はどんな武器でも普通に出るんですよ。短剣なら真下でバシバシ撃つだけで殺せるんですよ! だから女神の武器でしか倒せないとかウソなんですよ!」
ここらへんで、僕は死にそうに笑い転げていたんだけど、さらにY君は言葉をつづけた。
「しかもですよ。ドアで女神の武器かどうか判定してるだけ! つまりドアは女神さまが閉じてるわけですよ! 女神の武器でしか倒せないとか嘘教えて、スタート戻して、あのクソ武器を宝箱から出しまくるんですからね! ただのイジワルじゃないですか!」
もう全員笑った。のたうちまわって笑った。
何もかも懐かしい、29年前の話である。

|| 17:29 | comments (0) | trackback (0) | ||

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あけましておめでとうございます。unity道場でしゃべったプレゼンを公開しました
あけましておめでとうございます。

といいつつ、今日は全く正月と関係ない話題の記事だったりします。

やや旧聞に属する話なのですが、去年の11月にunityさんにお招きにあずかり、海外と国内の課金メカニクスの比較についてちょっとしゃべったのですが、そのときのスライドに手直ししたものを 【slideshareに公開】 しました。
本来はしゃべってすぐにアップするつもりだったのですが、そのあと全くクソ忙しくて、アップできなかったのを、正月にヒマが出来たので、手直し&見直しを終わらせて、ようやくアップしたわけです。
しゃべったあと、結構問い合わせがあったらしく、遅れて申し訳なかったです。

一つ余談を書いておくと、海外では運営では基本的に時間パラメータに"Daily"を使います。つまりARPPUとかDAUとか全部Dailyベースで見るわけですが、日本の運営の感覚からすると「エエッ!?」だと思います。
これはガチャ+イベントによる乱高下がないから、エビデンスとしてDailyでノイズは十分に少なく見ることが出来るからです。バージョンアップの効果など非常に精密に測定できるので、そこらへんでも、今では海外の方がより優れた運営であると感じます。

ところで、今回、Gamescom 2016で登場したガチャサイクルって言葉(大いに使っている)と、それに対応する古典サイクルって言葉が定義出来たのが自分的には嬉しかったり。

で、これに関係したことをちょっとだけ以下に、
まあプロ向けの話で、フツーの人には「?」な内容になってしまうと思うので、そこらへんはご容赦を。

続きを読む▽
|| 18:29 | comments (0) | trackback (0) | ||

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コミケ93終了しました
たくさんの方に来ていただいて、12時前に完売してしまい、部数について大いに反省しています。
次回はもう少しうまい部数のバランスを取れたらなあ…などと思っています。
なお、申し訳ないのですが、再販の予定はありません。

ところで電ファミ執筆陣の超めんどくさいオトナたち(岩崎啓眞、島国大和、hamatsu、TAITAI)が言いたい放題! 2017年歳末ゲーム大放談【特濃】という、長いタイトルの座談会に出させていただきました。
それぞれの方のゲームへの接し方や、立ち位置で物の見方が違い、大変に面白い時間でした。


あと私事になりますが、2018年はゲームを作るプロになって30年経ちます。
30年前、僕は既存のRPGのあらゆる不満点をパーフェクトに直せる「ぼくのさいきょーRPG」、ポストアポリカスがテーマの『凄ノ王伝説』のゲームデザインを持って、北海道ハドソンに行き、結果的に、以降ずっとゲーム業界で暮らすようになります。
なので、ブログで機会を見て、30年前の北海道ハドソン技術部を活写していきたいなあと思っています。

それではよいお年を!


|| 20:12 | comments (0) | trackback (0) | ||

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明日(12/30)にあるもの
えーと、まず新刊ですが、タイトルは『きれいな課金なんて妄想だ!』。
日本で完成したガチャサイクルが海外で苦労した挙句に消化されて日本に戻ってきている、みたいな話が書いてある本す。

それから既刊は2冊置いてあります。

・その1
 今年のゲームレジェンドで出した”LEGEND"ってマニア本があります。
・その2
 去年の冬にだしたスターソルジャーとペルソナの本。


コミケ93のスペースは、東 "A"-76a で、例によって、あいざわひろしのエロ本の横でソーっと頒布してます。

|| 14:39 | comments (0) | trackback (0) | ||

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