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『凄ノ王伝説』(開発)30周年記念本、書いてます
夏コミ用の本として、今年、せっかく自分がプロになって30年ということもあって、さらにデビュー作の『凄ノ王伝説』を作り始めて30年(発売は89年に入ってからなので29年)ということもあって、誰が欲しいかは、全く不明なのだけど『凄ノ王伝説』本を作っている。

内容は大雑把に三つのパートに分かれている。
なぜ『凄ノ王伝説』だったのか?
どんなゲームに影響を受けているのか?
そして当時の他のゲームと比べて変わっているところは、なぜそうなっているのか、そしてそしてそれは成功だったのか、失敗だったのか(たいていは失敗だけど…)
この3つ。

ゲームデザインの本は世の中にそれなりにあるけれど、具体的なゲーム1本について「どんなゲームからどのように影響を受けて、何を入れたのか?」とか「今の目から見て、これはどうだった」とか「このデザインは愚かで、こうすりゃもっと良かった」なんて書いてる本はそうそうないと思うので、貴重ではある…と思っておきたい。

ところで、この本を書いていて思い出した、KMO、角川メディアオフィスから刊行されていた『マルカツファミコン』の『マルカツ』はがどうして決まったのかというエピソードを、30年以上も前の話だけど、これまた残りそうにないので、ここに残しておきたい。
『マルカツ』は、当時の流行語「マル金・マルビ」から来ているわけなのだけど、これが雑誌の名前になってたのはさすがに不思議で、KMOで「なんでマルカツなんて変な名前なんですか?」って聞いたら「命名会議で出たとき、それはないってみんなで爆笑したんだけど、結局、それよりいいのがなくてさ。マルカツになっちゃったというわけ」と説明されたわけである。

命名した人が誰なのかはわからないのだけど、当時のマルカツ編集部はまだスタートしたところで数人しかいなかったらしいので(創刊号なんか3人ぐらいで作ったと聞いた)、なんとなく今では想像は着くのだけど、実際に確かめるまでは名前は書けないということにしておきたい。

このエピソードは僕の大恩人の編集Sさん(佐藤さんではない。ただ佐藤辰男さんももちろん大恩人だ)に教えてもらって、爆笑したのだけど、まあ当時のゲーム専門誌が出来上がるときの沸き立つような感じを表している、いいエピソードだと思っている。

と、そんなわけで夏コミには『凄ノ王伝説』(開発)30周年記念本があるはずなので、興味がある方はどんぞです。

|| 20:50 | comments (1) | trackback (0) | ||

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コメント
本日、PCエンジン版の天外魔境2を買いました。
当時は何故か遊んでなかったんですよね。
ドラクエ風の旧態依然としたRPGなど不要!
と考えていたからかもしれません(笑)

説明書を見たら、開発者の皆様の若かりし頃の写真が…
髪が黒いですねぇ、当たり前ですが…
時の流れをまざまざと感じました。

説明書に書かれた岩崎さんのコメントでは、
巨大なゲーム、という表現が使われていますね。
天外魔境2開発記は、巨大プロジェクト、
のエントリーあたりで止まっているようですが、
今後また更新される事に期待しつつ、天外2を遊びます。
| srx | EMAIL | URL | 18/07/14 13:33 | NgT9rM8g |
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