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ウィザードリィの『狂王の試練場』のサブタイトルはどこでついたのか?
ふとした疑問はtwitterから始まった。


このTwitterに加えると、APPLE II版の箱にはデカデカと"PROVING GROUNDS OF THE MAD OVERLORD"と書かれているので、間違いなくAPPLE版にサブタイトルはついていて、かつ日本語版でも全く同じレイアウトで書かれているし、ファミコン版にも英語で記述されている。

つまり問題は「いつ『狂王の試練場』という日本語タイトルがついたのか?」ということだ。


自分がそのとき思ったのは、故・矢野徹先生がログインで「狂王のなんちゃら」とか書いていたような記憶が……というものだったが、なんせ30年以上前の記憶だ。
全く自信がなかったので、こういうときは、facebookで、山下章さんとさあにんさんに聞くに限る。
なんせ山下さんはベニー松山さん(有名なウィザードリィ関係のライター。ウィザードリィの小説『隣り合わせの灰と青春』の作者でもある)に直接つながっているし、さあにんさんは言うまでもなく、元ファミマガ編集長。しかも二人ともゲーム雑誌の最初期からおられた方だ。これでわからなかったら嘘だろう。

ということで聞いたところ、山下章さん曰く「ベニー松山さんはつけていない。記憶では双葉社の小説が最初ではないか?」
また、さあにんさんによると「双葉社の小説が最初ではないか? ただ、88年にワードナーの逆襲が出た時に、これに合わせてサブタイトルが日本語化されていった記憶がある」ということで、双葉社の小説に「狂王の試練場」がついたのが最初ではないか、と、アタリをつけて検索を始めたのが最初。
小説の刊行は1992年1月になっているので、実際に書店に並んだのは1991年12月だったと思われるので、ちょっと新しい気がするぞと思いながら調べていたら、1988年にウィザードリィのTRPGが出ていて、これに「狂王の試練場」ってタイトルがついていたって情報が。
これはさあにんさんが言っていた「88年にワードナーの逆襲が出た時に、これに合わせてサブタイトルが日本語化された記憶がある」という記憶と合致するので、88年にサブタイトルが翻訳された、が決定版かな…と思われた。

ただ、ここから先に実はさらに面倒くさい話が始まる。
これが一般化したのはいつなのか? ということだ。
雑誌の古本は調べるのが超大変なので、まずゲームのサブタイトルで調べると、下のようになる。

1985年 -(1)日本語PC
1986年 -(2)日本語PC
1987年 -(1)ファミコン,MSX2
1987年 -(3)日本語PC→ない
1988年 -(4)日本語PC→『ワードナーの逆襲』
1989年 -(2)MSX2→ROMにある(?)
1989年 -(3)FC(『ウィザードリィII』)→ある。
1990年 -(3)MSX2→ある。
1990年 -(2)FC(『ウィザードリィIII』)→ある。

1993年 -(1)PCエンジン (PCE)(『1&2』収録)→ないっぽい
1994年 -(3)PCE(『3&4』収録)
1998年 -(1)PS1/サターン/Windows(1-2-3収録)→ある

ともかく、微妙で88~89あたりはついてたりついていなかったりっぽく、さらに付け加えるとパッケージにはないけれど、ROMには書いてあるなんて例もあり、どうやら和訳されたサブタイトルは「つけなければならない」というものではなく、公式の和訳されたサブタイトルは出来たけれど、つけるかつけないかはメーカー次第ね、が正解だったようにしか思えない。

この項目、もしかしたら続くかもしれない。
|| 20:27 | comments (3) | trackback (0) | ||

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コメント
5以降の邦題も当初は今とは違いましたよね。
5は「渦巻の中心」、6は「宇宙炉の災い」というすごい直訳を見た覚えもあります。
| なー | EMAIL | URL | 17/04/22 22:32 | FQBT7lxU |
初めまして。コメント失礼します。

手元にあった1986年までのログイン誌のウィザードリィ関連の記事を見直してみたのですが、
日本語版発売前後の1985年の記事や広告含め、
「狂王の試練場」という表記は見つかりませんでした。

"Proving Grounds of the Mad Overlord"という副題の和訳については、
ロバート・ウッドヘッド氏自らがウィザードリィを紹介する…という体裁の
1985年12月号のウィザードリィの特集記事に一応載っているのですが、
そこの記述は「気違い大君主の領土における試練」と全く違うものとなっています。

1987年以降のログインは現在手元にないため未確認ですが、
いずれにせよ、「狂王の試練場」という表記は1987年以降に登場するものとみて間違いないかと思われます。
| ずんこ。(jzunkodj4y) | EMAIL | URL | 17/04/22 22:24 | Q9fxAyIs |
矢野徹先生の「ウィザードリィ日記」の電子書籍版をもっています
七月七日(月)の日記にて「狂王の演習場」と書かれています。
試練場ではありませんでした。

ちなみに電子書籍のファイル形式はテキストファイルで購入した記憶はあったのですが、サイトが思い出せません。
| 通りすがり | EMAIL | URL | 17/04/22 21:21 | DIi0mipg |
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