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うひーなんとか新刊できたくさいっす
うひ~なんとかかんとか新刊を入稿しました。どうやら新刊がある感じになりました。
というわけで、頒布は下のスペースでやってます。例によってあいざわひろしのエロい本の群れの片隅にヒソカに置いてあります。
他の頒布物とかについてはイベントページで、ヨロシクです。

■ 8/13(土)  東地区 シ87ab
■ 8/14(日)  東地区 ミ03ab


タイトルは『Re:ゼロから始めるゲームシナリオ』で、ゲームのシナリオについて延々と書いてある本です。
内容としては「世界観」、「シナリオ」、「ストーリー体験」、「ストーリーテリング」を腑分けして、どうして欧米のゲームデザイナーと話すと「シナリオ」について、日本でのシナリオの感覚からするとワケわからんことしゃべりだすのかとか、体験として与えられるゲームのプレイと一本道のストーリーの間にある問題とか、そもそもストーリーって本当にゲームにいるの? なんて話なんかが延々と書いてある本です。
表紙は下。


間違ってもリゼロの本じゃないので表紙だけで買わないように。
いや表紙だけのために買うなら、それはそれでいいけど。


あとついでにどーして今回の本の表紙が『Re:ゼロから始める異世界生活』なのかについて、ちょっとメモ書き代わりに残しておきます。

そもそも、ここ最近の僕の同人誌は直接ゲームの話を書くわけではなく、ゲームの理論や、それとも過去のゲームの歴史を書くような本が多くて、表紙に何を描くのか、毎回あいざわひろしを困らせてました。
で、前回はスプライト(妖精)の本だと説明したから妖精になったわけだけど、今回は、もっとあいざわひろしは困ったらしいです。
なんせゲームシナリオが構造的に強いストーリーと相性が悪いだの、プレイヤー体験とストーリーテリングを分離しないといかんだの、そんな抽象論の塊じゃあ、絵も浮かばない。
それで、ある日、たまりかねたあいざわひろしが聞いてきました。

「ねえ、岩崎さん、今回の本ってどんな内容なの? イラスト決められないんだけど」
「いやーそれがゲームのシナリオの本でさ…ほらゲームって死に戻りとかあるやん?」
「あるねえ」
「そんなこと、人生では本当はないじゃん? しかもさ死に戻りしたとき、プレイヤーは記憶があるけど主人公は記憶がないとか、いやそれってストーリーとしておかしいでしょ? みたいな話ばっか書いてある本なんだよ」
「へえ、リゼロみたい」
「ああそう。というか、リゼロで大メジャーになってる死に戻りのストーリーってさ、本質的にはテレビゲームが登場してからのアイディアだと思うんだよ。タイムトラベルで時間線がゴチャゴチャになるとかならタイムトラベル物が登場してからあるけれど、死んで時間が巻き戻って<周りは知識がないが自分は知識がある>ってアイディアや<子供が人が死んでも復活すると思ってた>みたいなネタは、テレビゲーム、それもコンティニューやセーブポイントが登場してからの発想で、昔はほぼ絶対にないはずなんだよ」

というようなことを話していたら、あいざわひろしが 「リゼロの表紙にしていい!?」

言われてみれば、リゼロは明らかにゲームをベースにしたアイディアで、しかもまさに本のテーマそのもの。
ピッタリではないか、というわけで、リゼロの表紙になったわけですね。

もちろん、僕の本なので1ミリもリゼロのことは書いていないし、あいざわひろしのエロいイラストもないです。
文章しか詰まっていない本なので「表紙のイラスト以外にはリゼロ要素ゼロ」だと思ってあきらめてくださいませ。

あと、すっかり書くのを忘れて完全に時期を逸した気もするんですが、電ファミニコゲーマーに ホラーについての文章を寄稿しました。
本当はテレビゲームの世界で表現力がなかったためにさっぱり怖くなかったホラーが表現力を得て怖くなったのはいいんだけど、実はホラーってジャンルはゲームにすると大問題があるんだ、じゃあこれどうすんのよという話になる予定だったんですが、前半のホラーが表現力を得て怖くなるまでを書いただけでバカみたいに長くなってしまい、後半はナシになったという…50%ぐらいは書けているので機会があったら、どっかに載せたいなと。
|| 22:05 | comments (0) | trackback (0) | ||

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