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ハドソンがファミコンに参入するまで(3)
さて、1983年にいよいよ、任天堂からの開発機がハドソンにやってくる…
というわけで、ハドソンがいつ、どのようにして、ファミリーベーシックを作ることになったかについて今回は書いていきたい。
しかも、嬉しい事に、当時のハドソンの開発メンバーの大半から話を聞くことが出来たので、前回までの細かい事情を修正しつつ、本文を書いてく。
ただし、残念なことに、かなりの方から「自分の名前が文の中に出てくるのは歴史的なことだからいいけれど、誰が言ったかは分かるのはいやだ」といわれてしまったので、最初に名前を出してしまった野沢さん以外はハドソン関係者、ということで伏せておきたい。

ちなみにハドソンがファミコンに参入する話はコロコロのマンガや、ハドソンが監修したらしいマンガに載っているのだけど、どちらも一切ファミリーベーシックに触れておらず「MSXより売れると思った」といった社長の慧眼にされていたりして、伝説を作るのに一役買っている。
まあこの当時の本では間違ってもファミリーベーシックについて触れるわけにはいかないわけで、こんな風な話になってしまうのも仕方がないのだけど、後の史実を研究する人たちにとってはただの妨害にしかならないだろう、と思ってしまう。

また、ゲーム史のことを少し書いたとき、危惧していた事は結構真実になりつつあって、この30年ほど前の記憶は風化が甚だしく、複数の関係者から聞いた結果、主に時系列について矛盾した事実がすでにあちこちにあるのだけど、これに関しては僕の一存で「こうだったろう」と決めている。

以下、本文。

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