2010-05-24 Mon [ 転載物::同人誌 ]
前回はコレ
過去記事の集合体はコレ
このテキストは1999年『ときめきメモリアル2』が発売される前、コンシューマにおけるギャルゲーブーム終焉が見えてきたとき書いた同人誌に若干の訂正やコメントを加えたものだ。
もともとはTwitter上の会話で @matsushita99 さんとときメモの話になったときに、この同人誌の内容に触れたら、ヤフオクで探すとか言われ、別にそれほどの本じゃないし古い本だからアップしますよ、ということでこまごまと見直して、新たにコメントなどもつけつつアップロードしていくことにした。
新たなコメントは【注】、最初からあったコメントは【原注】と表記している。
また本文は、自分的には直したいところが一杯あるのだが、資料的な意味合いもあるので、誤字脱字および一部の表現を除いて、修正はしていない。
いかに詰まらないゲームだらけの世の中で、そしてそれをやるのも仕事とは言え、面白くはなさそうなゲームを進んでプレイすることなんて出来やしない。
ましてやパラメータ操作タイプのシミュレーションゲーム(SLG)で、3年間の学生生活を通して、キャラクタを育てるゲームなのだ。時間がかかるのは必定で、時間を取られるのは猛烈にイヤだった(今でも変わらないが、電撃のレビューはクリアを目標としているので、猛烈に時間がかかる)。
当然やりたくないから、ウダウダと『Final FantasyVI』をやり続けていたが、プレイを始めなければ当然仕事は終わらない。
諦めてCDROMを突っ込んでプレイを始めると…いつもの通りコナミのロゴが表示された。だが、いつもの曲は鳴らず、なんと女の子の声で「コナミ~」と喋り出した。
余りのことに、僕はTVの前で固まった。だが、その程度では終わらなかった。
「すきぃとかぁ~♪ きらいとかぁ~♪ 最初に~♪~言い出したのは~」
まるでアイドルミュージックのような旋律と共に主題歌が流れ出し、藤崎詩織(と資料で知っていた女の子)が化粧をするビジュアルが始まったのだ。
あの『グラディウス』などを作っていた硬派メーカーがこんな物を作るとは――
「コナミも終わったな」
だが、レビュワーってのはクソゲーにもタフじゃないと務まらない。
こんなゲームも今まであった。ただ、そのメーカーがたまたまNECアベニュー(現NECインターチャネル)や日本テレネット(最近では自社ブランドではソフトは出していない、一時ムービーで売ったメーカー)ではなく、あの硬派なコナミが出したというだけだった。
それに、目の前に流れているビジュアル(ムービーに対応する部分だが、当時はムービーとは呼ばれなかった。それも当たり前で、専用のカスタムプログラムでアニメをコントロールする代物だったのだ)は恥ずかしいという一点を除けば、技術的にもかなり見事な物だった。少なくとも、アニメを売りにしていた日本テレネットなどよりはよほど見ごたえのある代物が動いていた。
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過去記事の集合体はコレ
このテキストは1999年『ときめきメモリアル2』が発売される前、コンシューマにおけるギャルゲーブーム終焉が見えてきたとき書いた同人誌に若干の訂正やコメントを加えたものだ。
もともとはTwitter上の会話で @matsushita99 さんとときメモの話になったときに、この同人誌の内容に触れたら、ヤフオクで探すとか言われ、別にそれほどの本じゃないし古い本だからアップしますよ、ということでこまごまと見直して、新たにコメントなどもつけつつアップロードしていくことにした。
新たなコメントは【注】、最初からあったコメントは【原注】と表記している。
また本文は、自分的には直したいところが一杯あるのだが、資料的な意味合いもあるので、誤字脱字および一部の表現を除いて、修正はしていない。
■■■
レビュー、始まる
サンプルをもらった日の夜、僕は『ときめきメモリアル』を始めることを引き伸ばしていた。いかに詰まらないゲームだらけの世の中で、そしてそれをやるのも仕事とは言え、面白くはなさそうなゲームを進んでプレイすることなんて出来やしない。
ましてやパラメータ操作タイプのシミュレーションゲーム(SLG)で、3年間の学生生活を通して、キャラクタを育てるゲームなのだ。時間がかかるのは必定で、時間を取られるのは猛烈にイヤだった(今でも変わらないが、電撃のレビューはクリアを目標としているので、猛烈に時間がかかる)。
当然やりたくないから、ウダウダと『Final FantasyVI』をやり続けていたが、プレイを始めなければ当然仕事は終わらない。
諦めてCDROMを突っ込んでプレイを始めると…いつもの通りコナミのロゴが表示された。だが、いつもの曲は鳴らず、なんと女の子の声で「コナミ~」と喋り出した。
余りのことに、僕はTVの前で固まった。だが、その程度では終わらなかった。
「すきぃとかぁ~♪ きらいとかぁ~♪ 最初に~♪~言い出したのは~」
まるでアイドルミュージックのような旋律と共に主題歌が流れ出し、藤崎詩織(と資料で知っていた女の子)が化粧をするビジュアルが始まったのだ。
あの『グラディウス』などを作っていた硬派メーカーがこんな物を作るとは――
「コナミも終わったな」
だが、レビュワーってのはクソゲーにもタフじゃないと務まらない。
こんなゲームも今まであった。ただ、そのメーカーがたまたまNECアベニュー(現NECインターチャネル)や日本テレネット(最近では自社ブランドではソフトは出していない、一時ムービーで売ったメーカー)ではなく、あの硬派なコナミが出したというだけだった。
それに、目の前に流れているビジュアル(ムービーに対応する部分だが、当時はムービーとは呼ばれなかった。それも当たり前で、専用のカスタムプログラムでアニメをコントロールする代物だったのだ)は恥ずかしいという一点を除けば、技術的にもかなり見事な物だった。少なくとも、アニメを売りにしていた日本テレネットなどよりはよほど見ごたえのある代物が動いていた。
【注】
■クリアを目標…
今の(2010年)ゲームのサイズでは無理だと思う。ただそれでもウォルフはクリア率が半分近くあったはず。
■諦めてCDを突っ込んで…
PCエンジンのCDROMは「全くプロテクトがない」のでCD-Rがそのまま製品のPCエンジンで動いた。まあ当時、CDがほいほいコピー出来るご時世になるなんて誰も考えていなかったからだが。
■NECアベニュー
NECアベニュー → NECインターチャネル → インターチャネル/ホロン(現)
■日本テレネット
日本テレネット → ウルフチームにブランド統一 → 2007年実質倒産
■クリアを目標…
今の(2010年)ゲームのサイズでは無理だと思う。ただそれでもウォルフはクリア率が半分近くあったはず。
■諦めてCDを突っ込んで…
PCエンジンのCDROMは「全くプロテクトがない」のでCD-Rがそのまま製品のPCエンジンで動いた。まあ当時、CDがほいほいコピー出来るご時世になるなんて誰も考えていなかったからだが。
■NECアベニュー
NECアベニュー → NECインターチャネル → インターチャネル/ホロン(現)
■日本テレネット
日本テレネット → ウルフチームにブランド統一 → 2007年実質倒産
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