ゲームの話 16 10月 2011 Zorkと弟切草とビジュアルノベル(1) 遥か遠い昔に書いたadventureに関する歴史の文が出てきたので、今の最新の知識でアップデートして、再度公開するココロミ。 歴史の中身としては"Text Adventure"から"Graphic Adventure"が登場し、これが日本にやってきて最終的にサウンドノベルやビジュアルノベルに至るまで… 続きを読む
ゲームの話 29 9月 2011 懐かしのカーレース 『教養のゲーム史』について書いたとき、ちょっとカーレースについて触れたら、もっとカーレース…特に2D時代のセガとタイトーのカーレース黎明期のつばぜり合いについて書いておきたくなったので、ここに記しておく。この話は、僕が9歳からスタートし、最後は18-9歳あたりまで続く、当時2つのゲームメーカーがカー… 続きを読む
ゲームの話 18 9月 2011 バイオハザード(3/終) ■1996・バイオハザード こうして「キングスクエスト」から実に13年の歳月を費やして、主題「バイオハザード」にたどり着いたわけだが、ここで一つはっきりさせておくと、純粋にゲームデザインの上でのオリジナリティの観点から見たとき、バイオハザードは誉められた物ではない。 システムは、これはもう"Alon… 続きを読む
ゲームの話 13 9月 2011 バイオハザード(2) ■1991年 "Alone In The Dark"の登場 キングスクエストスタイルが完成して長い年月が経ち、アメリカではすでに主流のひとつとなり、アドベンチャに第三者視点が普及した状態になり、さらにパソコンでは3Dポリゴンでなんとかゲームを作ることが可能なレベルに達した1991年。 アドベンチャ界… 続きを読む
ゲームの話 9 9月 2011 バイオハザード(1) 「バイオハザード」は1996年にプレイステーション1(以下PS1)で発売されたソフトである。 当初は25万本ほどの販売だったが、徐々に売上を伸ばし、ついにはPS1最初のミリオンセラーソフトとなり、カプコンを代表するシリーズの一つとなった作品である。 どこかの少年マンガ「バイオハザードを作った男たち」… 続きを読む
ゲームの話 5 9月 2011 ドラゴンクエスト1(3/終) 前回は習作に近いドラクエ1だが、その中に強烈なオリジナル要素があり、それが死の概念の扱い方だという話を書いた。 ドラクエ1以前はRPGの死には2種類あり「死んだらキャラクタが消滅する(ウィザードリィなど)」と「死んだら最後のセーブまで巻き戻る」で「おお XX しんでしまうとは なさけない おまえに … 続きを読む
ゲームの話 2 9月 2011 ドラゴンクエスト1(2) (1)でいきなり大チョンボ。スーパーハイドライドじゃなく、ハイドライドスペシャルっす。 ということで、パート2。 前回で書いたとおり、パソコンではRPGが中心にのし上がりつつあった時代、そして「なんとかファミコンでもRPGがプレイ可能だ」と認識された時代を背景として『ドラゴンクエスト1』はファミコン… 続きを読む
ゲームの話 31 8月 2011 ドラゴンクエスト1(1) 実は発表するあてもなく、ゲームについて書いている文章がたまっているので、それをブログにでもアップしていくかという試み。一時「XXなゲームライフ」って同人誌を作っていて、それの延長上みたいなもの。 調査が甘く、記憶に頼って書いているところがあるので、間違いなどがあるかも知れない。 もし、そういう間違い… 続きを読む
PCエンジン 25 6月 2011 PCエンジンの開発システム(補足2) 質問に答えをコメントしてたんだけど、それだと読みづらいし、書きたいことも書ききれないので、一つの記事になると思うものをまとめておくことにした。 20年も前のゲームマシンの開発環境のこと書いて、思い出すのに一生懸命になるとは想像もしてなかったw なお、コメントされた方の名前は今回は省略させていただくこ… 続きを読む
PCエンジン 21 6月 2011 PCエンジンの開発システム(DF) というわけで、前のアーティクルで書いたとおり、今回はDFの話。 ところで、ちょっと聞かれたのでここに載せておくけれど、ハドソン全科の小冊子の表紙はこれ。 どこにも月刊PCエンジンとは書いていないのだけど、どうして小学館と思ったかというとレイアウトが徳間のPCエンジンファンでも角川のマル勝PCエンジン… 続きを読む