CALENDAR
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
<<  2026 - 10  >>

PROFILE
同人誌 電子書籍版
Re:ゼロから始める
ゲームシナリオ


ライトニング伝説


さよならハドソン


ドラクエとFFと
ToHeart


誰得ゲームライフ


ときめきメモリアル
の時代

イースI・II製作メモ

■頒布ページ■
LINKS
NEW ENTRIES
CATEGORIES
COMMENTS
    イースⅠ・Ⅱ通史(3):『リグラス』から『ロマンシア』
  • タムロ (02/03)
    イースⅠ・Ⅱ通史(1):PC88MkⅡSRの発売
  • tamuro (01/05)
  • おお! (01/03)
TRACBACKS
OTHERS
SEARCH BOX
POWERED BY
POWERED BY
ぶろぐん
DESIGN BY
ブログンサポート

タムリンの秘密
もともと、ニコ生に出たことから話は始まる。
ニコ生に出るとき、古いモノを持ってきてくれると盛り上がるというので21年前のCDを引っ張り出し作りかけのイースを持っていって見せた。ところが、それを見ていたPCエンジンマニアの外人がいて、なんとFacebook経由で「未完成版のイースを売ってくれ」と言ってきた。
僕は売る気はないと、蹴っ飛ばしていたのだが、しつこくして結構面倒くさかった。
(ぶっちゃけると、今でもメールがやってきている。返事出さずに無視してるけど)

で、それについてツイートしたところ「開発版」と「製品版」の違いの話になった。
基本的には開発版にはレアリティ以外なんのいいところはない。だいたい開発途中だからバグはあるし、最後までプレイ出来ないことがほとんどだ。デバッグコマンドが使えたところで、製品版との互換性がない場合が多いし、本当にコレクターアイテムでしかないと思う。
当たり前だが、作っている途中の未完成品なのだから、メリットなどほとんどないに等しいのだが、ただ、開発版の、特にPCエンジン時代のCDROMには製品版にはない人によっては大きなアドバンテージがある。
それは音楽だ。
例えばイース1・2では声優さんの声が音楽にミックスダウンされているので、オープニングのFeenaやリリアの曲は、音楽として聞けるトラックはCDDAとして入っていない。ところが、製作途中ではミックスダウンされていないバージョンが存在するので、オープニング・フィーナの2つをサウンドトラックとして聞くことが出来る。また米光さんのボスのアレンジは実は2つあり、最初の1個はボツになっているが、これは開発版の一部以外では聞くことが出来ない。
またエメドラでは福田さんにたった一曲ボツ出しした(ラスボスの曲が天外2のラスボスに似た印象があった)曲があるのだが、それを聞くことが出来たりする。
だからPCエンジン時代のCDでは、開発版にはメリットがないわけではない。しかし、そういや、自分の関係したゲームで一番曲が好きなのはエメドラなんだよなあ…てなことをツイートしたらである。

@DARL_Japan: @snapwith エメドラはやった事無いので、タムリンが(仲間が)死ぬほど馬鹿と言う事しか知りません。キリッ

と、とんでもないことを言ってきたので「PCエンジン版では直したわいっ!w」と返したところ…

@Non110: @snapwith えええ! PCエンジンのタムリンは賢いんですか!!!

ここで、お分かりにならないであろう人のために、タムリン問題を説明しておこう。
タムリンとはRPG、エメラルドドラゴンのヒロインで、序盤からずっとプレイヤーの分身たるアトルシャンと共に行動をする。
またエメラルドドラゴンでは戦闘でプレイヤーキャラ以外を操作することが出来ず、「命令」コマンドである程度コントロールすることしかできない。また魔法については一切コントロール出来ない。言い換えると、他のメンツはAIで行動し、プレイヤーはハラハラしながら見ていることしか出来ない。そしてPC88版では(多分すべてのPC版)、最初からいるタムリンは、パーティの貴重な回復役なのだが、通称タムリンレーザーと呼ばれる攻撃魔法レイヴァース習得後、ヒール(回復魔法)を唱えなくなって味方を見殺しにする…というので非常に有名だった。
これをもって「タムリンは馬鹿」というイメージが出来上がっていたわけだ。

ところがPCエンジン版のエメドラではタムリンはちゃんとヒールを使うので、賢い! と言われたし、@Non110 さんには驚かれたわけだが、これはPCエンジン版が賢い…というよりも、恐るべきPC版の仕様から来る問題で、PC版がバカになったわけではなかったのだ。
こんなものはソースを見たことがある人間以外は知る由もない事実だが、実はPC版ではAIが覚えられる魔法は4つしかない。
そしてタムリンレーザー覚えるときに、ヒールを潰してタムリンレーザーを覚える。
つまりPC版ではタムリンレーザーを覚えると同時にヒーラーとしての能力を失ってしまう世にも恐ろしい仕様だったのだ。
しかも、そんなことユーザーが分かるわけはない(どれだけの魔法を使えるのかなどをユーザーが知る方法は全くない)。だからユーザーはありもしないヒールを期待して、ヒールを持たないタムリンに見殺しにされて死んでいたわけだ。
つまり、PC版では「あるときを境に、ヒールを忘れてしまうタムリンのヒールを期待して死んでいた」わけだ。

というようなことを説明していたら、エメドラの原作者曰く
@Atsushi_Ii 飯淳 Ejun
バカな娘ほど可愛いと申しまして…w RT @snapwith: PCエンジン版では直したわいっ!w QT @DARL_Japan: @snapwith エメドラはやった事無いので、タムリンが(仲間が)死ぬほど馬鹿と言う事しか知りません。キリッ

お後がよろしいようで。

ちなみに、飯君は、現在パタポンシリーズのディレクターをしていて、もうすぐパタポン3の発売である。

■公式ページ
■体験版ダウンロードページ

PSNに体験版も置かれている。面白いと思ったら買ってあげてください。


|| 20:37 | comments (9) | trackback (0) | △ ||

このエントリーをはてなブックマークに追加