レビュー 5 1月 2019 『フットルース』を三十年以上ぶりに見た 『フットルース(1984)』という映画がある。 僕が21歳の時の大ヒット映画だ。 僕は、この映画が好きだったのだけど、読み取っていた物語はこうだった。 ケビン・ベーコン演ずるレンが、田舎の町でダンス禁止なんて理不尽な制約を課している大人たちに、最初は孤独だったが、だんだんと仲間を集め、 そして聖書の… 続きを読む
レビュー 3 11月 2018 『誰もが嘘をついている-ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性』はメチャクチャ面白い本だ! ツイッターにも書いたけど、あまりに面白かったので、この本を紹介したい。 『誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性』 端的に書けばいろんなサービスの検索ワードから人間はどういう行動をしているのかを赤裸々に描き出す本だ。 人間はあらゆるアンケートで見栄えを良くするために嘘をつく。そ… 続きを読む
レビュー 2 9月 2018 マジンガーZ INFINITY あらゆる僕の友達が「見ろ!」と言っていたのだけど、超忙しくて忘れているうちに公開が終わっていて、買ったブルーレイを見て「映画館で見なかったことを心の底から反省します」と思わず言ってしまう映画だった。 この映画を端的に説明すると、1970年代、マジンガーZとグレートマジンガーに熱狂した「心のヒーローナ… 続きを読む
レビュー 15 7月 2018 『炎上とクチコミの経済学』、めっちゃ面白かった なんてこともなく購入した本だったのだけど、想像よりはるかに当たりの本だったので思わず紹介記事を書いてしまう。 この本は、SNSでレビュー・口コミ・炎上に関わる人、端的に書くならなんらかの形で情報発信する人はどのようなプロフィールを持っていて、どんなタイミングで発信するのか? ということをデータをベー… 続きを読む
レビュー 18 2月 2018 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』を読んだ 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』を読んだ。 ともかく、めっぽう面白い本なので、こんなレビューを読んでいるヒマがあったら、さっさと買って読んでいただきたいのだけど、全く知らない人のために、何がそんなに面白いのか? について書きたい。 まず、この本の著者、新井紀子さんについて。 一部ではとて… 続きを読む
レビュー 28 10月 2017 『「決め方」の経済学』はとんでもなく面白い本だ! ゲームとは関係があるようでない本を読んであまりに面白かったので紹介したい。 タイトルは『「決め方」の経済学』。 『「決め方」の経済学』という本の内容を簡単に説明すると「多数決を使って決めるというのはどういうことなのか?」というコトを、非常に具体的でプラクティカルな話、誰かをいじめるという案を多数決で… 続きを読む
ゲームの理屈 20 6月 2017 ゲームのプロ用のキャラクタ作成アンチョコガイド 『シナリオでゲームのプロになりたい人用基礎教養本』に入れようか迷って、載せなかったのが小池先生のキャラクタの本。シナリオの作り方というよりは、キャラクタの作り方で、ビートシートや3幕構成と言ったシナリオ構造からはかけ離れた本なので、話がボケると思って入れなかったのだけど、教えて欲しい人が多かったので… 続きを読む
ゲームの理屈 16 6月 2017 シナリオでゲームのプロになりたい人用基礎教養本 僕はシナリオ論、特にゲームのシナリオ論に対してずっとこだわりがある人間で、だから自分でも『Re:ゼロから始めるゲームシナリオ』(通販ページ)なんて同人誌を作って、そもそも論を書いてしまったりするのだけど、このブログにはシナリオ論に関する記事が二つある。 http://www.highriskrevo… 続きを読む
ゲーム史 6 5月 2013 The History Of Nintendoは途方も無い資料本だ! 先日の話になるのだけど、facebookでFlorent Gorges ってフランス人からコンタクトがやってきた。 彼はフランス人なのだけど、日本のゲームの研究をしていて、このブログを見つけてインタビューしたいというのだ。 それで、インタビューを受けてきて、ついでに彼の書いた書籍を見せてもらったのだ… 続きを読む
レビュー 11 2月 2013 レベルアップのゲームデザインはとても参考になる本だった オライリーから出版されている『レベルアップのゲームデザイン』について。 レベルアップのゲームデザインの内容を、ものすごく煮詰めて書くなら「GDDの書き方」ってことになる。 GDDは「ゲームデザインドキュメント」のことで、日本語に訳すと、普通は仕様書とかになるのだけど、日本の仕様書と呼ばれるものとは内… 続きを読む