初期開発史についての追加イロイロ
コメントやらなにやらに、出来るだけお答えしておきます+書き忘れをさらに追加。
イースI・IIですごいなと思ったのは、Iの廃坑のボス・ヴァジュリオンの奥の部屋が、IIの最後の最後で登場することですね。
確かにPC-88のIの時点で台座はありましたけど、あれで気付けた人はいないんじゃないかなあー?
PCエンジン版のあれは山根さんがこだわりで入れた部分なんでしょうか?
Ⅰ・Ⅱは端的に書けば、当時のファルコムの人間が考えていた1と2のストーリーを出来るだけわかりやすく、誤解なく、ゴージャスに伝えるのが目的です。
そして全体の設定を聞いて「そんなのわかるわけないだろう」というわけで、わかるようにするのは絶対の前提でした。
で、あれを入れようというのは一致していたのですが、あとはスケジュールの問題でした。
具体的なあたりは 電子書籍版の同人誌では書いていたのですが、右のような感じでした。
あと、ついでで申し訳ありません。PC-88時代のファンの間ではIの神殿と、IIのムーンドリアの廃墟が同じ建物と 思っている人が一定の割合でいるように思います。
参考サイト:http://terminal2.web.fc2.com/lken1.htm
このお話を聞かれたことはありますか?
ありませんです。
イースⅡのマップを作った大浦君に確認すればわかるんじゃないかなと思います。
ただそれを大浦君が考えていても不思議はないです。
イースって国は簡単に書けばサルモン神殿への参道+サルモン神殿って代物です。
で、参道の入り口がゼピック村で、あの神殿の先と考えると、確かにあっても不思議はありません。
と、ここまでが返信。
あと、ファミコン版イースについてなのだけど、ともかくダルクファクトのコメントアウトされたセリフは書かれているわ、イースは空を飛ぶわと、僕にとってはビックリする代物で「誰が作ったのか?」、そして「なぜこうアレンジしたのか?」について知りたくて、飲み会で元ファルコムメンバーに聞いたのだけど…
「社長がソースを渡すだけで、あとは勝手に向こうが作ってくれる、みたいな話で作られてて、誰も知らないんですよね」
むう、残念。
4件のコメント
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ファミコンイースの件は、単純に子供に分かりやすくするためじゃないでしょうか?
少なくとも当時小学校低学年だった私には、ダルクファクト先生の演説でストーリーがよく分かりましたし、最後に天空のイースが出てくるシーンは音楽も含め印象的でした。
子供ながらに必ず移植されるとは限らないだろう、とは思いましたが、わくわくしながら見てましたよ。当然ファミコンのイース2はすぐに買って楽しみましたし、その後に買ったPCエンジン版は最高で今でも取ってあります。
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岩崎さま
丁寧なご返信有難うございます。
女神の間に限らず、I・IIは細部に至るまで
製作者の伝えたいことが濃縮されているのですね。
だからこそ、他のファルコムライセンス作品とは一線を
画した名作なんだと思います。
今でも十分遊べる名作ですよ。4年に一回くらい引っ張り出して遊んでいます。
バーチャルコンソールやPSPのアーカイブなどで遊べるようになっていい時代になりました(笑)
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そういえば急に米光亮って名前がよぎりました。
イースの曲が好きで、スタッフロールで何度か見て気になっていました。
イースネタで彼のことは特に話題にはなっていないようですが、あまり関わり合いはないでしょうか。
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米光亮さんは、キングの”MUSIC FROM YS”で、アレンジをされた方です。
僕は米光さんのアレンジが感動的に良かったので、イース1・2では米光さんにアレンジをやってもらい、以降ハドソンでリリースされた作品は3,4と米光さんがアレンジをしています。