ゲーム史 7 2月 2012 ハドソンがファミコンに参入するまで(3) さて、1983年にいよいよ、任天堂からの開発機がハドソンにやってくる… というわけで、ハドソンがいつ、どのようにして、ファミリーベーシックを作ることになったかについて今回は書いていきたい。 しかも、嬉しい事に、当時のハドソンの開発メンバーの大半から話を聞くことが出来たので、前回までの細かい事情を修正… 続きを読む
ゲーム史 28 1月 2012 ハドソンがファミコンに参入するまで(2) 前回、1983年に任天堂が…というところまで書いたのだけど、ハドソンと任天堂の関係が出来る話に入る前に、もう少しこの当時のハドソンについて話をしておきたい。 というのも、ツイッターで、どうしてハドソンがシャープと仲がよかったのか、どうしてX1を使っていたのか、当時どんな会社だったのかみたいなことを聞… 続きを読む
ゲーム史 25 1月 2012 ハドソンがファミコンに参入するまで(1) これは1984年に、ハドソンが初のサードパーティとして、ファミコンに参加するときの物語だ。 前のポストで、野沢さんの証言を元にブログを書いたら、いろんな人から細かい情報が集まって、どんな風にハドソンがファミコンに参入したのか、そのプロセスはどういうものだったのかを、ようやくその全貌が正しく明らかにな… 続きを読む
ゲーム史 15 1月 2012 ハドソンがファミコンに参入したとき(オリジナル) 以前にTwitterでちょっと書いた、ハドソンがファミコンのサードパーティに参加する前後の事情について。 これは1982-83前後のコンソールゲーム業界がまさに始まろうとしていた前後の話だ。 当時ハドソンにいた、野沢さんに詳しく聞いたところ、30年前の記憶なのでうろ覚えなところがあるけど、… 続きを読む
PCエンジン 25 6月 2011 PCエンジンの開発システム(補足2) 質問に答えをコメントしてたんだけど、それだと読みづらいし、書きたいことも書ききれないので、一つの記事になると思うものをまとめておくことにした。 20年も前のゲームマシンの開発環境のこと書いて、思い出すのに一生懸命になるとは想像もしてなかったw なお、コメントされた方の名前は今回は省略させていただくこ… 続きを読む
PCエンジン 21 6月 2011 PCエンジンの開発システム(DF) というわけで、前のアーティクルで書いたとおり、今回はDFの話。 ところで、ちょっと聞かれたのでここに載せておくけれど、ハドソン全科の小冊子の表紙はこれ。 どこにも月刊PCエンジンとは書いていないのだけど、どうして小学館と思ったかというとレイアウトが徳間のPCエンジンファンでも角川のマル勝PCエンジン… 続きを読む
PCエンジン 17 6月 2011 PCエンジンの開発システム(写真) 僕の古くからの知り合いに飛田さんという人がいる。 今でもハドソンにいる人で、有名なところでは桃太郎伝説などのさくま先生の一連のシリーズを手がけている天才肌のプログラマーなんだけど、この人が約20年前に発売された『月間PCエンジン』の付録の『ハドソン全科』(1990年初頭と思われる)がたまたま発掘され… 続きを読む
PCエンジン 26 1月 2011 PCエンジンの開発環境(CDROM篇) PCエンジンの牧歌的なROM開発の時代は1988年の年末に終わり(もちろん開発は1988年には始まっていたので開発者にとっては88年半ばからだけど)、CDROM時代に入っていく。 では、そのCDROMの開発機はどうなっていたかというと上のとおり。Hu7とは別に、もう一個Hu7CDという新しいパッケー… 続きを読む
PCエンジン 18 1月 2011 PCエンジンの開発環境(ROM篇) 1988-1994年の間、PCエンジンのゲームを作るために、どんな環境で仕事をしていたのかということを記録に残しておくため、PCエンジンのソフトの開発システムについての記憶に残っている限りの覚書。 今の自分ですら忘れていて、やばいことが分かったので、一生懸命歴史的な資料として残すためシリー… 続きを読む
PCエンジン 4 10月 2010 PCエンジン版R-TYPEのコト iphone版のR-TYPEをプレイして血管がキレそうになったとき思い出したPCエンジン版の話。忘れないうちにツイートしたのに付け加えてブログ化。 PCエンジン版のR-TYPE1/2は、当時のハドソンのエースプログラマの1人、和泉さんが率いていたチームが移植している。このチームは… 続きを読む