レバレッジの原理

なんかの弾みに忘れないようにメモっておく備忘録。
ゲームデザインの役に立ったりするかも知れないが、ともかく現時点では何の役にも立っていないが、少し前、金融の勉強をしていた。
で、一番やばい…というかとんでもないアイディアが「レバレッジ」という代物だって事がわかった。
これは凄い。考えたヤツは凄い。めちゃくちゃ頭いい。
原理を簡単にメモっておく。
今、手元に100円あるとする。これを全部投資するとする。投資は「明日10%値上がりするか、10%値下がりするか」だと仮定しよう。
明日になって入る金は110円、もしくは90円だ。これは見ようによっては「元金の10%しか利益に関与していない」ということになる(元金100円の10%しか増減していない)。
そこで逆の発想をして「最大100円の損失まで許される」という発想に変えてみる。
100円が損失になる元金はいくらだ? とすると1000円になる。
1000-100=900なので、900円を借りて、1日待って10%値上がりすると利益は100円。なんと元手が2倍になる。
これがレバレッジの基本的な考え方。つまり「自分はどんだけの損まで我慢できるのか?(リスク)」を決めて、自己資金に借りた金を加えて運用するって発想なわけだ。
いや、これでようやく理解できた。FXとかで「あっというまに1億儲けた」のはわかる。うん。そりゃ儲かるよ。でも、これウルトラヤバイ。
あっというまに元金全部吹っ飛んだ人がいっぱいいるはずだ。
例で言えば10%値上がりすればいいが、値下がりすれば自己資金消滅、ゲームオーバー。効率がいいといえば聞こえはいいが、ぶっちゃけるなら「最終レースに全額突っ込みます」以外のなにものでもない。
いやーやべーこと考え付くやついるもんだ、と思った…というだけの話でした。
◎ゲーム的な下らないアイディア:
魔法「レバレッジ1-10」:
「HPの10-99%(10が99%)を攻撃力に投入して殴れる」。
こーいうの天外にあったよなw

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1件のコメント

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    卍卍斬りでしたっけか
    卍丸自体がそんな技ばっかりでかなり格好良くて痺れましたが(笑)

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