コミケ105のお品書きなど

まずスペース番号と参加日時など。
- 12/30
- 東5 ス-43ab
です。
あいざわひろしのエチい本もありますが、とりあえずお品書き。
自分の方は『ハドソン伝説7』と『ハドソンの子』のオマケ本のセットになります。オマケ本がなくなるまではセット売りです。
『ハドソン伝説7』は、天外Ⅱの2冊目の本になります。1冊目では入りきらなかったエピソードを収録しました。86ページの本です。
自分的には入らなくて一番残念だった、2001年ごろの天外Ⅱのリメイクに関わる話を全部書けたので、満足です。
なお、リメイクの話は覚え違いないなどがある可能性はありますが、大枠は全部本当の話です。と、書いておかないとちょっと信じられないような話だと思います。
夏はオマケ本が結構早い段階でなくなってしまい、オークションでふざけた値段になってたので、めっちゃ反省して刷ったので、今度はそうそうなくなりません。
余ったらどうしようw
オマケ本の中身は、ivを作った時の話と、天外ⅡとⅠをどんなふうに繋いだのかという話の2本立て+アトガキにちょっとテキスト入れてます。
ivを作った時の話に、今までわからなかったデジタルコミックという言葉が、なぜ中本さんから現れたのか? という話が一緒に入ってます。というか、そっちがメインかも。
これについてちょっと書くとどうしてこの言葉にずっとこだわっていたのかというと、CD-ROMのソフトをどうすれば揃えられると思う? という質問があり、それに僕は絵と音がふんだんに入ったアドベンチャはCD-ROMに合っていて、しかも量産できるという持論を中本さんにしました。
そして、そのあと、中本さんが東京から帰ってきたら「デジタルコミックと名付けることにした」と話をしたと。
ここに違和感があったのです。
「デジタルコミック」って言葉、今ではなんとも思いませんが、当時、これはゲーム側から出てくる言葉ではないのです。
コミックをデジタル化するという発想は、出版社側です。
ハドソンに行く前に僕がいた会社は漫画家の御厨先生が作ったベンチャーでしたが、御厨先生は「CD-ROMでデジタル化したアニメやコミックのようなものが作れる」と、デジタルコミック寸前の言葉を言っていました。
そして、この感覚はゲーム屋側ではなく、出版側の感覚だったのです。
だから唐突に中本さんからデジタルコミックという言葉が出てきたことに違和感があり、30年以上も不思議だったのですが、これが今年、ひょんなことから、その名前を中本さんに提案した、という方と話が出来たので、オマケ本で書いたわけです。
これについては、そのうち稿を改めて、もっとしっかり書くかもしれません。
ともかく、思ったより内容が多くなって、本当は16ページにしたかったんだけど、もう予約で12ページで固定になっていたので、もう増やせませんでした。
あと、例によって例のごとくBeepさんが委託を受けてくださることになったので、Beepさんには委託しています。
販売は正月明けになる予定で、例によって特典ペーパーが付く予定です。


というわけで、当日、スペースでお待ちしております。