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3DS買った…というか、買えた。
たまたま、金曜日の昼に韓国に移動したところで地震のニュース。
韓国も、今、日本のニュース一色です。
僕の周りでは幸い怪我をした人はいないようですが、伝え聞くニュースは壊滅的な被害で、アップするか迷ったのですが、こういうときこそ普通の文が読みたいとあちこちで言われたので、アップすることにしました。


さて3DSを買えて、遊んでみたので感想をば。
先に断っておくが、これはもちろん僕が使った個人的感想。

買ったのはアクアブルー。
両方見たのだけど、ブラックよりブルーのがどう見てもカッコイイと思ったのと、ブラックはとんでもなく指紋が目立ちそうだったので、ブルーになった。
写真で横にあるのは、あいざわひろしが作って冬コミで頒布したPSP用のゲームポーチ。これがARカードだのまとめて投げ込んでおけるので、けっこー便利してたりする。感謝!

サイズはと言うと、こんな感じ。
自分の持ってるPSPやら並べて写真に撮ってみたんだけど、見てわかるとおりDSLよりちょっと大きいぐらい。僕はDSiを持っていないので知らないのだけれど、だいたいDSiと同じサイズだそうだ。
そして3DSについて本当に驚いたのは、失礼な表現だけれど、任天堂らしからぬ高級感だった。
初代GB、GBカラー、GBA、GBASP、初代DS、DSLと任天堂携帯ハードを買ってきたけれど、申し訳ないけれど任天堂のハードに高級感を感じたことは一度もなかった。初代のGBはある意味特別としても、一番許せたのはGBASPだったけれど、これもデザインが使いやすかったというだけで、所有欲を満足させてくれるハードではなかった。
正直な話、失礼を承知で書くと、今までの任天堂のハードは、遊んで楽しくても、持っていてうれしくなる質感があることは一度もなかったのだけど、3DSは違った。箱を開ける瞬間から結構うれしくなるように作ってあって、しかも、本体の仕上げもかなり高級感がある透明感がありつつ金属っぽい仕上げでスバラシイ。

まあ、25000円もするハードなのだから、これぐらいは…という意見もあるかも知れないけれど、僕にとっては、今まで買った任天堂ハードの中で一番持っていて嬉しくなるハードなのは確か。
ただ…PSPー3000とかの表面仕上げと同じで、指紋が猛烈に目立つのは許してほしいのだけど、これは任天堂の責任じゃないし、磨くのもまた楽しいと考えることにしている。

 
3DSの蓋を開けた瞬間もとてもいい。上側の3Dディスプレイの周りは完全な黒になっていて、コントラストがすごく高く感じられる(写ってるソフトは『戦国無双 Chronicle』これまた結構素晴らしい出来のソフトなので、近々ブログに感想など書きたい)。
あちこちで触れられている3Dディスプレイについては、僕は目がスーパータフで、この手のものが辛くなったことは一度もないので、3Dボリューム最大でまるで平気。3D視自体は昔なつかしのステレオグラムとかで良く見た「奥行きがあって、深さが感じられる」で、お手軽に3D感覚を得られるのはすばらしい(ちなみに飛び出すではないと思うし、ディスプレイのサイズを考えても飛び出すより奥側の方が絶対に賢い)。

あいざわひろしなんかはちょっと視野変えるだけでも結構きつく感じるらしいので、この3D表示は個人によって感じ方が全然違う事の一つなのだろう。

3D側のディスプレイは色彩も鮮やかで、周辺がブラックなのとあいまって、実にコントラストが素晴らしい…のだけど、残念なことに、それはあくまで正しい位置で見ているときだけ。3D視の絡みで視野角が狭いし、横から人が見ると絵がブレブレになっちゃうので結構厳しい。でも、それを利用して女の子に持たせて「見えないからさあ」とか言って、後ろから、もしくは顔を近づけるようにして見るって考えるといいツールかも知れない。
また電車の中で3D視は厳しい(やってみた)。ぶっちゃけブレブレ。部屋の中でも手に持ってプレイすると、激しいゲームなんかじゃ結構ディスプレイが動くために、3D視効果はかなり不安定。特にAR系のゲームでは本体を持ってウロウロすることになるので、かなり色はふらつくし、3D効果はボロボロになるのだけど、このあたりは原理的な問題だし、僕は許せる範囲だと思った。
許せないなら3Dボリュームを0にして2Dにすればいいのだから、ことさら目くじらを立てる部分でもないと思う。まずいなと思ったら消せるものに目くじらを立てることはないよ。

サウンドはスピーカー口径を考えれば、結構いい音してると思う。特にサラウンドは音が広がって、かなりいい感じ。少なくともDSLのダメダメでスカスカなサウンドよりはマシな音してるのは確か。

ソフトを見ると、3DSはしっかりしたOSに近いレベルのファームが入っているらしく、しっかりとしたメニューやツールが実装されている。そして、加えて、Miiのツールが2つ(どっちもゲーム感覚)・カメラ・顔シューティング・ARゲームス・音楽と、盛りだくさんにソフトが入っていて、結構本体だけで遊べるようになっている。
またメニューの出来もかなりよくて、見やすくて楽しいのだけど、気になったのは「UIの遅さ」
ソフトを切り替えるときやホームに移動するとき、結構エフェクトが入っていて、しかもこれを飛ばせないためUIが遅く感じてしまう。例えばゲームメモなんか、実際にゲームから呼び出すと「イラッ」とするぐらい待たされる(3-5秒程度)。
まあ、僕はWindowsでもMacでもアニメーションエフェクトの大半を切って、キーボードのリピートは最速で…と、ともかくスピードを少しでも速くしたいってフツーとは違う感覚の人間なので、普通の人にはあまり気にならないことなのかも知れないが、僕が感覚的に結構イラついてしまう。
特に遅いと感じたのがシステム関係の設定を変えてからメニューに戻るまでの間とか、電源を入れてからブートするまでの時間。電源の表示がサイドにあるのもあって電源が入っていないんじゃないか? と思いたくなる時間が数秒あるのはどうなんだと思ってしまう。

内蔵ソフトはAR(拡張現実系)が多くて、顔シューティングもAR系(つまり現実に合成される形)で、ジャイロやカードを使って、現実と絡むのでとても面白いのだけど、反面、前でも書いたけれど、かなり3DSを動かすので簡単に3D視効果が失われるのは残念。ちなみにARゲームスはゲームを進めるといろいろな要素が増えるのだけど、これって別に最初からオープンしてても良かったんじゃないの? と思った。

Mii広場も楽しいのだけど、腹が立つのがインターネット経由ですれ違えないこと。フレンドコードを交換してもすれ違えないし、リアルでソーシャルって任天堂的主張は分かるけれど、こっちは韓国に住んでいて、リアルにすれ違えるわけないだろう! とか思ってしまう。任天堂はリアルもソーシャル化出来る強みがあるのだから、キチンとWifi的ソーシャルもサポートしてほしいと思ってしまう。

3Dカメラは本当に素晴らしい。
画質は正直褒められたものじゃないけれど、ともかく写真撮ると、なんでも3Dになるうえに、3D感とか全く調整する必要がなくて、しかも記録メディアにSDカードが用意されているので、簡単にファイルをパソコンなどに転送できる。また独自フォーマットじゃなくて、標準的なMPOってフォーマットを使っているので応用が効く、つまり3D写真ビューワーとしても使えるし、3Dカメラとしても使えるのは、とてもすばらしいと思う。写真はうちのネコなんだけど、これを3Dで見るとけっこー立体的。ちなみにネコの名前はビル。あいざわひろし命名。ひでえ名前だ。

と、全体にはとても出来がいいと思った3DSだけど、たった一つ、本当に許してほしいところがある。
それはインターネット接続。
接続のウィザードはとても良く出来ていて、ほとんどイライラしないし、良く出来ているのだけれど、接続先3つはあまりに少ない。
僕みたいに、あっちこっち移動する人間になると、例えば自分のPSPですら家、空港*3、韓国の部屋、オフィス、近くの喫茶店*2…と、8つほど登録されていて、ノートPCに至っては20個以上無線LANの接続があるザマ。
この3つ…というのを、どういうつもりで決めたのか、僕はわからないが「自宅 + 会社 or 学校  + 良く行くフリースポット」みたいな感じで決めたのだと思うけれど、これだと実はあまり行かないフリースポットがあると、既に1個足りない(必ず一個潰して接続しないといけなくなる)。
せめて5つぐらいの固定接続+「フリースポットなどで接続するための一時的な接続先」なんてことしてくれないと、まるで足りない。ファームを更新できるのだから、ここは手直ししてほしいと本当に思う。

と、3DSを数日使った感触をポロポロと書いてみた。
もちろん、これからのソフト次第という面があるのはわかっているけれど、僕は買って結構満足している。
|| 19:15 | comments (3) | trackback (0) | ||

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コメント
どうやら輪番確定したようなので
3DSに活躍していただくことになりそうです。

※自宅待機中です。
| atsu | EMAIL | URL | 11/03/14 16:34 | jB3nOvqE |
都市伝説的に任天堂のハードは頑丈ってことになっているのですが、僕は結構壊れてましてw
たとえば初代DSはヒンジが折れて大破、初代GBは…液晶がひどくて2回買い換えたとか。
そういう感覚からすると、まあ普通に丁寧に扱えば壊れないだろう、ぐらいです。
| 岩崎 | EMAIL | URL | 11/03/14 12:46 | Eeem.i3Y |
発売日に買って(黒)あれこれ遊んでますが、
電源を落とさないスリープ運用が基本、になってますね。

本体の質感ついては、個人的にはDSiの方が好みですね。
あと、ちょっと重いです。繊細な印象と相まって、落としたら簡単に壊れそうな感じ。
これも任天堂らしからぬ所と言えるかもしれません。

インストールされているソフト、Mii、3D表示などは満足してますので、
ハードよりソフトという印象を受ける商品だな、と思いました。
| atsu | EMAIL | URL | 11/03/13 20:54 | jB3nOvqE |
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